2014年5月

名誉の負傷?

2014年5月19日

 ここ最近、ニョキニョキと伸びてくる雑草との勝負から一日が始まっております。本来であれば、草刈り機などでいっぺんに刈り上げてしまえば楽なのですが、これも修行の一環と、小生は一本一本手で根っ子からむしり取っています。
 しかし、ここ数日は、草に負かされる日々が続いております。そうです、普段軍手などを着用するのが苦手な両手は、多くの草をむしり取った仕返しとばかりに、気を抜いた瞬間に草や葉に切り裂かれてしまいます。痛い! と思ったときには手遅れで、手の指は真っ赤に染まっています。なんとも悔しい気分でいっぱいですが、これも勝負事とあきらめて、次の日こそは指を切られずに、全ての草を抜ききろうと心に誓う、今日この頃です。(S)

仲間がいれば

2014年5月18日

 今日は絶好の田植え日和、緑の縞模様が広がっていきます。その中を「ふるさとファミリーウォーク」の参加者が、文庫のチェックポイントめざしてやってきました。来館といっしょになったお客様は、何事かと一瞬驚いた様子でしたが、ウォーキングイベントは盛んなんですね、お話しすると納得されていました。「歩くだけで何が楽しいのやら」なんて、昨日、年に一回のスポーツをしに遠出して、ヘロヘロのわが身、他人から見れば「何が楽しいやら」、やってみもしないこと、とやかく言えた義理じゃありませんね。でも、汗を流した顔は気持ちいいものです。
 隣の中学校からは、応援の練習でしょうか、掛け声や鳴り物が聞こえてきました。都会にいればうるさいだけなんでしょうが、ここでは良い心地、疲れた体に元気をくれそうです。(u)

竹紙漉き

2014年5月17日

 一日中好いお天気で、心地よく過ごせました。
 竹紙漉き工房から、トントンと木槌で竹を叩く音が聞こえてきたので、おじゃましてきました。
 漉き上がったばかりの竹紙は水分をいっぱい含んでベトベトでしたが、手間暇かけて竹の繊維から不純物を取除き、やっと出来た竹餅で漉いた竹紙は、均一のうす茶色一色で、美しく見えました。竹紙は、買うと一枚数百円と大変高価ですが、竹を紙にするまでの人間の手間暇を考えるとむしろ安いかもしれませんね。竹紙漉きは大変興味深いものです。竹紙漉きの体験教室も行っていますので興味のある方は、一滴文庫事務局までご連絡下さい。(T)

二冊の本

2014年5月16日

 早いもので、前回の企画展が終了してから一週間が過ぎました。先日終了したこの展示は児童文学展ということもあり、福井県立図書館から二冊の希少本(水上勉著作の児童書)をお借りして展示していました。そして、ついに本日その二冊の本を県立図書館に返却。なかなか名残惜しいものです。
 しかし、この展示を実施したことにより、水上文学における児童本の所在(どこに、どんな本があり、どのような内容がつづられているか)がはっきりするなど、かなり勉強になりました。
 ここでお世話になるまでは、文学なんてどこ吹く風状態の小生でしたが、気付けば児童文学というジャンルにまで手を出すしまつ。これを 〝成長” と好意的にとらえるべきか、はたまた 〝手を伸ばしすぎ” と自重的にとらえるべきか…あと数年もしたらはっきりしてくることでしょう。(S)

絶版本

2014年5月15日

 「県立図書館で、国立国会図書館がデジタル化した資料のうち、絶版本等をデジタル版で閲覧・複写できるサービスを新たに開始した。」との新聞記事を読みました。絶版等の理由で入手が困難な資料について、閲覧および複写ができるとのことですが、その資料例として、水上勉初期の児童文学作品が掲載されていました。事実、掲載されていた作品は、文庫の水上作品コーナーにはないので、どんな作品なのか見てみたい衝動にかられたのですが、読んだ、否、目をとおしたと言ったほうがいい水上作品は、両手をどうにか埋めるぐらいの私ですから、絶版本の言葉に惹かれたのは確かです。
 文庫の蔵書は、資料として集められた水上作品以外の作品が大半ですが、いつかは水上作品が大半を占める図書室にしてみたいものです。(u)