もうすっかり秋ですね

2025年10月18日

 つい先日まで暑い暑いと言っておりましたが朝晩は冷え込み、一滴のお庭はもうすっかり秋の装い。チラホラと目を凝らすと、庭には柿の実が熟して食べごろ、栗の実がとげ山からコロンっと、キンモクセイの匂いがクンクン(?)と! いや、すっかり秋ですね。

 そんな秋の感じ方は人それぞれですが、一滴に座っていると、いつも手元に届く季節のお味。本日は栗の赤飯が手元に届きました。やった~! うれしい~! と、懐にしまい込み、本日の夕飯は、これに何か魚でも合わせて……などと、考えは巡ります。ほんと、こんなに差し入れがはいる文化施設って聞いたことないのですが、これは40年の役得というやつですね。(S)

はじまりました

2025年10月15日

いよいよ本日から、開館40年特別展「若州一滴文庫40年の軌跡」が始まりました。

一滴文庫も山あり谷ありで、40年という時間を経てきました。小生など、その長い時間のほんの一部しか関わっていませんが、それでもこの場所の凄さは、ヒシヒシと伝わってきてます。

と、いうことで、その歴史の一端だけでも皆様に感じていただきたく、この展示を企画しましたので、お近くににお越しの際は是非一度お立ち寄りください。

よろしくお願いします。(S)

年に一度の消防訓練

2025年10月6日

 一滴文庫のような施設では、だいたい年に一度は消防訓練を行います。ただし、まいとし規模は違います。ガッツリな年もあれば、サラッとした年もあります。今年はというと! 何と、土砂降りの雨のなか町役場(町長)、おおい町議会、岡田区(区長)、消防署、消防団が駆け付けて、これまでにない規模のガッツリとした訓練となりました。

 もちろん一滴スタッフも頑張って放水訓練や避難者誘導、そして消防への連絡など、これでもかと頑張ってみました(笑)。

 さて、こうやって訓練に余念がなく、いつ災害が発生しても対処できるようにしておりますが、まぁ災害は来ないにこしたことはないんですよね。それが一番。でも、いざという時のために訓練も必須です。ヘビーな一日でした。(S)

記憶と思いで

2025年10月3日

 本日、渡辺淳先生と生前懇意にされていた町内のある方が「渡辺淳展」を見学に来てくださいました。

 展示を見終わり、ラウンジに出て来られ「すべてが懐かしい。淳さんとやり取りした思い出がよみがえってくるよ」と、ポツリ。もうお亡くなりになられて8年が経過しました。懐かしいというような時間が過ぎ去っていったんですね。ですが一方で、いまだに「ここに来ると、不意に水上先生や渡辺先生が入ってきそうな気持になるんだよ」と言われる方々も。

 私は水上先生にはお会いした事はないのですが、一滴にいると渡辺先生が門をくぐって、六角堂のテラスに座り、タバコ片手に絵を描く光景が頭を過ぎります。みな、それぞれの記憶のなかで大切なものとして一滴での思い出を保管されているんでしょうね。その記憶は、いつまでも大切にしてもらいたいものです。(S)

ワァ~オ

2025年10月1日

 本日、海外からお越しのお客様が数名来館くださいました。本館のラウンジを目にして、まず一発目の「ワァ~オ」、そしてそこからの「ワンダフル」、すごく気に入ってくださったみたいでした。

 最近、コロナが終息して(?)だんだんと海外からのお客様が目につくようになってきました。とりあえず、皆様の第一声は「ワァ~オ」的なものかと思います。一滴文庫のグローバル化も、意外と早く……いや、英語の出来ない(日本語もあやしい)小生がいるいじょう、その進み具合は牛歩でしょうけどね。この歳で、英語を勉強しなおすのは……ちょっとご勘弁を。(S)