2014年7月

胡蝶の夢

2014年7月13日

   

 先日より劇場ホワイエでスタートした杉谷馨木版画展、好調です。多くの方々にご来館いただき、様々なご意見や感嘆の言をいただいております。
 その杉谷さんの作品のなかで、私のお気に入りが数点あり、本日は終了間際にその内の一点に見入っておりました。その作品というのは、「蝶と彼岸花」というタイトルの作品です。この作品、なかなかに細やかな細工と、色合いの素晴らしさに目をとられるような逸品となっています。しかし、私はなぜか、そこにいる(存在している)蝶に自分を重ねてしまっているような気分になってしまいます。そうです、横にある彼岸花に目を向けると、まるで蝶から彼岸花を見ているような…額のガラスに映った自分の姿が目に入ると、まるで蝶から自分を見ているような…なんとも不思議な気分になってしまいます。
 そんな気分に陥りながら、不意に我にかえったときに思い出したのが漢詩「胡蝶の夢」です。あまり有名な漢詩ではなかったように思いますので、知らない方も多いのではないかと思います。あえて細かな披露はしませんが(というか、もはや誰の作品でどのような内容だったか、あまりに曖昧すぎて披露できません。覚えているのは概略のみです)、(S)の身上と重なり合う漢詩の状況を嘲笑う蝶が悪戯してきたのかと、穿った考えが頭を巡ります。
 さぁて、そんな不思議な気分にしてくれる(私だけでしょうか?)杉谷さんの木版画展。まだまだ展示期間は続きますのでご興味のある方は、ぜひ一度、一滴文庫劇場ホワイエに足をお運びください。雁木やローラーなどの木版画解説セットも展示しておりますので、楽しめる事間違いなしです!(S)

木槿(むくげ)の花

2014年7月12日

 今日は、快晴で暑かったです。
 一滴文庫の庭園の中央に位置し、余りひと目のつかない所に木槿(むくげ)が生えていて、花を咲かせたので、写してきました。咲いた花は、白と赤の日本の国旗を想わせる配色でした。この木は、画家の渡辺淳先生が郵便配達をされていた時に、配達先の家から頂いてきた木を文庫に植樹したものだそうです。調べてみると木槿の花は、韓国の国花でした。
一滴文庫の目立たない所でひっそりと咲く花の紹介でした。(T)

夏はもうすぐ

2014年7月11日

 家の百日紅が早くも咲き始めました。夏の青空には、真っ赤な百日紅が映えますが、梅雨の曇天には紫がお似合いです。
 残念ながら、文庫の百日紅には気配すらありません。夏の到来はもう少し先のようです。
 百日紅で思い出すのは「夕子」のふるさと。今年も真っ赤な百日紅が迎えてくれるでしょう。(u)

ネジバナ ラン科(別名 モジズリ)

2014年7月10日

 台風8号の影響で、一日中曇り空のお天気で時折にわか雨が降りました。
 
庭の彼方此方にネジバナが生えていたので、写してきました。よくよく見ると小さなピンク色の花弁が螺旋状についているのが解ります。小さなピンク色の花が愛らしいですね。ネジバナの花言葉は「思慕」だそうです。私も恋しく思う人にネジバナを贈ってみたいです。(T)

キノコ祭り

2014年7月9日

     

     

 台風の足音が、少しずつ近づいてくるようなどんより日。園内に目を向けるとそこかしこに自生しているキノコに目がいきます。なかには、小生の足より大きなものや、笠の部分がヒダヒダにゆがんだものまで…。あまり気持ちのいいものではありません。巷では、キノコ採りの名人が誤って毒キノコを食べてしまった! などの話があり、名人でも難しいキノコ判定に素人の小生が挑戦して、採取⇒調理⇒実食⇒搬送⇒病院(入院)などのコースに乗らないように気を付けて文庫勤務に励まなくてはなりません。もちろん、文庫内に自生しているもののなかで「こいつはいけそうだ!(旨そうだ)」と思えるキノコに出会えることも少ないですが。
 まぁ、姿形だけで判断できないのは人もキノコも一緒でしょうが、採取するのであれば見た目の良い方についつい…という心情も一緒でしょうか?(S)