7月2013

稲穂

2013年7月19日

 曇りがちのお天気で、汗ばむことも無く気持ちの良い一日でした。
 一滴文庫から見わたせる水田の稲に穂が付き始めました。立派に実っていることが、遠くから見てもよくわかります。写真は、文庫脇の水田の稲穂で一粒一粒しっかりと実っていました。刈入れはもうしばらく先ですが、今年も美味しいお米が食べられそうで嬉しいかぎりです。(T)

珍事

2013年7月18日

 ここ数日、雑務に追われて気分的にバタバタとした日々を過ごしているような気がします。忙しいということは、「やる事」があるということなので、嬉しいかぎりなんですが、実務として忙しいのと精神的に追い込まれて忙しく感じるのとは別物なので、自身が今いるのは、どちらなの岸なのか気になるところです。
 しかし、そんな気忙しい空気を一変させてくれる面白い珍事も発見。それは、館内のスリッパです。数日前に、久し振りに本館のトイレに行ったときに見慣れないスリッパを発見しました。「あっ、本館はスリッパ新しいものに変えたんだな」と単純に考えてしまいましたが、違和感が!よくよくみると、外側はトイレのスリッパ。内側は室内のスリッパ。と、ここでどこかの探偵のように小生のカニ味噌のような頭がフル回転して、一つの仮説が立ち上がりました。それは、室内スリッパを履いたまま、トイレに突入してスリッパ装着!見事に合体したそのスリッパは、トイレを出るときになんの違和感も与えず二つ一緒にその場に残されてしまったというものです。う~ん…。この幼稚園生なみの推理から察すると、やはり精神的に追い込まれて忙しく感じているだけのようです(笑)。よし、こんな時は、くるま椅子劇場に籠って、よからぬ思索に耽るに限りますね。ただのルーチンワークからの逃走という訳ではありませんよ、リフレッシュ待ちです。(S)

涼な気分

2013年7月17日

 フジの花が咲きました。藤棚のある長屋門はこの季節、吹き抜ける風が心地いい文庫の一等地。フジの新芽も心地よい風に花を咲かせたんでしょう。
 冷房の効いた部屋もいいですが、文庫の庭にせせらぎをつくり、ドライミストで包み込めば、緑も鮮やかな避暑地になるのにと、その日が来るのを思い描けば気分も涼し。(u)

 

合歓木(ネムノキ)

2013年7月15日

 

今日は、曇り空でさほど気温も上がらず過ごし易い一日で、アブラゼミやニイニイゼミが例年通りミンミン、ジージーと鳴きだしました。
 文庫の竹人形館脇や茅葺館裏には大きな合歓木(ネムノキ)マメ科があり、先日まで、満開だったのですが、枯れて孔雀の羽のような花弁が地面にいっぱい落ちていました。散りかけていた花がとても綺麗で写してきました。物の本によると、ネムノキのフワフワした孔雀の羽みたいなものは全てオシベとメシベだそうです。花弁はとても小さく写真では見当たりません。(T)

 

クワバラ、クワバラ

2013年7月14日

   

 昨日に引き続き、本日も不安定な空模様。晴れ間が覗いたと思ったら、急に暗くなりゴロゴロと、天神様の太鼓の音が…。窓ガラスを打ちつけるその振動は、まさに怒髪天を衝く天神様の気まぐれな怒りでしょうか?クワバラ、クワバラ!
 と、ここまで書いていて以前に記した徒然のことを思い出しました。そうです「クワバラ、クワバラ」です。もちろん、有名な話しなので知っている方も多いとは思いますが、一筆啓上!
 時は平安、当時の天皇から重用されていた菅原道真は、宮中のライバル藤原時平に讒訴(有ること無いこと告げ口)され、大宰府に左遷されてしまい、遠く九州の地で非業の死を遂げてしまいました。するとすると、都では天変地異(この時、落雷で多くの損害がでました)や、主要な人物が次々と死の床にふせるなど、不吉な出来事が盛り沢山。どうも一連の不吉な出来事は道真の祟りじゃないかと考えた人々は、道真を神様(天神様=雷様)に祭り上げてしまいました。と、ここでなぜクワバラかというと、道真の領地の桑原だけには雷が落ちなかったので、人々は雷が鳴ると口々に「桑原、クワバラ」(ここは、あなたの領地の桑原ですよ)と言うようになったらしいですね。
 一筆啓上と言いながら、なんとも長い駄文を広げてしまいました。でも、この話は「古事記」や「日本書紀」に繋がるエピソードを含んでいたりと、なかなか深かぁ~いお話しなんです。あっ、この辺の話しも含めて、次の企画展示のイベントとして小生の話に盛り込んでみようかな。無駄な話しは、長く深く。不安定な天気と不安定な精神が混在するような徒然になってしまいました。あ~周りから(話がわからないと)怒られそう…クワバラ、クワバラ。(S)

ネジバナ

2013年7月13日

 

 

 

 朝から曇り空のお天気で時折、土砂降りの雨が降り、蒸し暑かったです。
 庭にネジバナが生え始めたので写してきました。よく見るとピンク色の小さな花弁が螺旋状についているのがわかります。細く小さく見つけ難い花ですが、見つかると何故かまじまじと眺めてしまう花ですね。
 昨日は、福井県立図書館で福井県内の各文学館施設関係者が集まり、意見交換会が開かれたので参加してきました。来年2014年に福井県立図書館内に「福井ふるさと文学館(仮称)」を開設するにあたって、色々と県では構想を練っているそうで、県内の各文学館の特色や考え意見などを聞きたいと、各地から集まってもらい意見交換会が開かれました。福井県も水上勉を含め凄い作家を何人も輩出しているので、文学館構想の意見や各文学館の紹介を聞いていて、来年開館の「福井ふるさと文学館(仮称)」ゾーンでは、福井県屈指のお宝の詰まった玉手箱が一つずつ開かれていくような楽しみを感じ取ることが出来ました。(T)

一冊から

2013年7月12日

 年代順に並んだ図書室の水上作品コーナーを眺めて、その作品の多さに驚き、全作品を読むなんて到底無理なことと諦めていますが、横に詰まれた同じ作品の山の中から、作品を知るのにちょっとずるいかなと思う著書を見つけました。「わが文学わが作法 文学修行三十年」という本です。
 「雁の寺」から「寺泊」までの約30年の私の歩いた、曲がりくねった闇の道を、作品にふれながら書いてみた。というものです。作品の中ではわからないことも書いてあり、水上文学に疎い私でも興味の湧くものです。
 その中でも、氏が、自分で書いたものが初めて活字になったのは、高見順氏の選による投稿欄で掲載されたのが、最初に活字になった文章であることがわかったと書かれていることです。
 平成26年度に開館する福井ふるさと文学館(仮称)の文豪コーナーでは、中野重治、高見順、水上勉について紹介されます。文豪て言われる人はつながってるんですね。(u)

 

ナンジャモンジャの青い実

2013年7月11日

 

 

 

 

 朝から、30度近くまで気温が上がりとても暑かったです。
福井県は未だ梅雨明けしていないというのに、日差しは強く、暑い日が続きます。一滴文庫にも、いつもの夏が来たようで、アブラゼミも鳴きだし、オニヤンマも飛び回り始めました。先日まで、まだ小さかったナンジャモンジャの実がこんなに大きくなりました。今年は、実が豊作のようで、いっぱい出来ています。この実が、食べれて美味しかったら言う事無しの庭木なのですが、味がいまいち・・・。(T)

文は人なり

2013年7月10日

 今日は暑い一日。しかも、お客さんも多くバタバタと園内を走り回り汗だく。早く帰ってシャワーを浴びたい…と考えながら、徒然日記の作成です。そんな慌ただしい一日でしたが、なかなかに実りの多い一日でした。それはなぜかというと、来館してくれたお客さんとの会話が弾むこと弾むこと。中には面白い会話もあり、

  お客さん「一滴文庫のHPをよく見るんですが、もしかして日記を書いていませんか?」
   (S)「え…もちろん書いていますよ。」
  お客さん「もしかして(S)の人ですか?」
   (S)「はい、そうです。なんでわかりました?」
  お客さん「何となく、話し方と文体が…」

 この会話と、いつもの(S)の文章を読んだことがある方は分かるかもしれませんが、無駄な知識と、クドイ文章…すぐにばれてしまいます。「文は人なり」――これは、確かフランスの博物学者のビュッフォンの言葉(←この辺が無駄な知識です)でしたが、今日のひとコマからも、文章というものは確実にその人間を規定しているようです。文章を書いて人に見せるということは、何度も何度も推敲してはじめて出すことができるものですが、最近は整ったネット環境のお陰で、なんの推敲もしないまま、小生のように駄文を思い付くままに垂れ流してしまうケースが多いようにも感じてしまいます(←この辺がクドイ部分です)。本来、文を紡ぐことが苦手な小生にしてみれば、もっと短く的確に!と思うんですが、生来のクドさから無駄に長く伸びた徒然は、そのまま自身に絡みつき、その内、身動き出来なくなるのでは?と、ちょっと怖くなってきています。(S)

くち、無し?

2013年7月8日

      
 久方ぶりにクチナシの花が咲きました。剪定されすぎたのか、木の名前は名札だけ、花がどんなのか忘れかけていました。実が熟しても割れないので「口無し」というのだそうですが、咲く場所を間違えています。文庫には、「水上文学を語らせたら・・・」、口がいくつあっても足りない面々ばかり。固く閉ざした実を配ってあげたいくらいです。
 でも、蕾を見るとトルネード。勢いよく咲きそうです。言葉を発する代わりに強い匂いを発します。文庫にあってるのかも。(u)