2013年7月

行楽の夏

2013年7月31日

 今日は陽射しの強い暑い一日でした。早いもので7月も今日で終わり、明日から8月が始まります。庭の樹木につかまって何百匹もの蝉がジージーと鳴きわめくので暑さも倍増です。樹木を仰ぎ見ても蝉はわずかしか見当たりませんが、この木だけで百匹近い蝉が鳴いているように聞こえてきます。
 今日の来館者の中に、東京から水墨画家「島田正治展」を目的にした4名の女性の方がいられました。伺うと、東京で行われている絵手紙教室で御指導して下さった島田正治先生の作品を是非とも見たいと来て下さったようでした。皆さん島田作品と水上勉の作った一滴文庫を堪能してくださったようでした。(T)

読書の町

2013年7月29日

      
 読書の町を宣言された町から、郷土の歴史や文化、伝統などに触れる地域読書(まちどく)の本として、「弥陀の舞」という水上作品を取り上げていただきました。。
 水上作品の舞台となった場所はたくさんあり、写真集「水上勉とふるさと」には、「小説の中のふるさと」として、地元を舞台にした小説が紹介されていますが、その舞台は全国に広がっています。小説を読んでいるだけで旅をしている気分になりますが、いつかは「小説の舞台を訪ねて」なんて、えらそうなタイトルつけてまわってみたいものです。
 小説を読んでからでも、旅してからでも、水上文学にぜひ触れてみてください。
 私もがんばって読まねば。(u)

出会い

2013年7月28日

    

 そう、あれは大分前のことになります。休日のとあるCafé(もちろん、いつも行ってるあのCaféです)で、偶然集った六角スタッフさんたちとコーヒー片手に会話の花を咲かせていると、話題はその数日前に小生が渡辺先生やなべたろうさんたちと行った舞鶴での古民家ギャラリーの展示に。しかも、その展示がその日までだったこともあり、勢いに任せてその日のうちに展示を見に六角スタッフさんたち数名と舞鶴までCaféのハシゴ!今思うと、なかなか勢力的な一日でした。しかも、展示最終日だったこともあり、作品の回収に来ていた出展者の版画家さんとお話しをする機会にまで恵まれて、大変うれしくて楽しい一日を過ごすことができました。
 と、回想はここまでで、そんな楽しい出会いをした一滴一行の集う一滴文庫に、本日その版画家さんが足を運んで下さいました。あの偶然の出会い以来、ハガキを頂いたり、アトリエに招待していただいたりと、何かと気にかけていただいております。しかも、本日は、ものすごいお土産まで頂いて…それを手にした六角スタッフさんは大喜びで小躍り状態(笑)です。
 人と人との出会いとは、なんとも不思議なものです。例えば、舞鶴のCaféに行った日が一日ずれていたら、来館してもらった日が今日ではなく一日前後にずれていたら、こんな出会いは無かったのかもしれません。この出会い(もちろん、「この」だけではありませんが)、今後どのように大切に紡いでいくか、期待大です。(S)

百日紅

2013年7月27日

         
 四季折々の花を楽しめる文庫ですが、サルスベリの花がようやく咲き始めました。青空に赤い花が色鮮やかです。ムクゲの白い花にサルスベリが加わり、夏らしい庭になりました。
 五番町夕霧楼の夕子の里のサルスベリは、もう咲いたでしょうか。もう一度、訪ねてみたいものです。(u)
 

大きなキノコ

2013年7月26日

 

 

 

  今日は蒸暑い一日でした。
 うっとうしい嫌な梅雨の時期で、体にまとわりつくジメジメした湿気で体からキノコが生えてきそうです。文庫の庭でこんな大なキノコが生えているのを見つけました。竹薮の中で隠れ育っていたようで、比較するためにスタッフの靴を並べてみたのですが、ほぼ同じ位で22、23センチほどの傘を持つ大きなものでした。近辺には別の種類の白いキノコも目にすることが出来ました。キノコにとって文庫の庭は絶好の繁殖環境のようで、これからも庭掃除しながら色々なキノコが発見できそうです。(T)