2016年5月

最適の一日

2016年5月13日

 昨日に引き続き、日差しの強い一日となりました。こんな日は、畳の日干しに限ります! っと、何のこともありません。もうすぐそこに迫ってきた竹人形文楽のときに、できるだけ気持ち良く劇場の楽屋を使ってもらうための一手間です。今年度は特に、6月の竹人形文楽にはじまり、7月のザイラーDUOコンサート、9月の文学コンサート、10月の帰雁忌などなど、楽屋を使う機会が目白押しです。
 出演者の皆様に少しでも(たぶん本当に少しなので、気付く人はいないと思いますが)リラックスしてもらって、一歩でも進んだ公演になってくれれば来館者の喜びも増してきます。ということは、スタッフも気分良く業務に臨めます。あらっ……、ということは、気を良くしたスタッフによって畳が干される日も増えます。とすると、さらに出演者さんたちの……、この辺で止めておきましょう。因果は廻ります(合掌)。
 何だか最近、こんな拙文ばかりな気がします。先日読み終わった本は「空海」、今読んでいる最中の本は「道元」、そろそろ思考も次の段階に進みたいものです。(S)

今日見た風景、次回は

2016年5月12日

 春うららかな一日。日差しは、もうすぐそこに迫っている夏を予感させるものとなっています。そんな午後のひととき、文庫の庭園には毎年恒例になっている大飯中学1年生の写生会が開かれています。どこにするのか迷いながら、各々好きな位置を決めてはスケッチに勤しんでいます。近寄ると恥ずかしそうに絵を隠す人、もうこれだけ書いた! と見せてくれる人、なかなか場所が決まらずに園内を歩き回る人、色んな行動がありますが共通しているのは、それぞれ春の日差しを一身に浴びて楽しそうということでしょう。文庫のお庭はナンジャモンジャやツツジ、アヤメにシランなど様々な草木が咲いておりますが……もう終盤。次に来たときには、スケッチ対象がゴロっと風変りしていることでしょう。生徒の皆さんは、きっとこのスケッチで諸行無常を実感してくれることでしょう(合掌)。(S)

黒(う)竹

2016年5月11日

 確かに成長が早いです。防草シートがかわいそうで、シートの頭を切り開いてやった黒竹のタケノコ。1日で倍以上の高さになりました。近年まれにみる太さ、幹回り3センチはあります。手前のタケノコに比べ、いかに太いかわかります。このままどれぐらい成長するのか見てみたいし、極太の竹筆に変身するのも見てみたいし、どちらにしても文庫の逸品になること間違いありません。ただ、竹筆にするのであれば素人に手出しは無用、竹筆作り何十年の玄人に託さねばなりません。雨後のタケノコ、竹筆作りが早まりそうな勢いです。(u)

窓に痕跡

2016年5月9日

 本日、開館担当。寝ぼけ眼で六角堂の窓を開けようとしたら、窓越しの上空にフワフワと浮いているものが…。あれはいったい? と思い、よくよく見てみると窓ガラスにべったりと付着した綿毛。どうやら、また鳥が激突し、たぶん下にご遺体が……と思って確認してみましたが、みあたりません。よかった、たぶん打ちつけただけで回復して飛び立ったのでしょう。しかし、あの羽毛の付着具合から、かなりの強打! 無事に帰路に着けたらいいのですがと、朝から心配事まみれる一日となりました。(S)

手をこまねいて見ているわけにはいきません。

2016年5月8日

 竹林にタケノコが出てくるのは、ごくごく当たり前のことですが、文庫にとっては一大事、竹林の死活問題なんです。動物に荒らされて新しい竹が育たず、ひと冬ごとに2本3本と竹が減っていきます。今年はタケノコすら出なくなったのかと思っていたら、「タケノコが出ましたよ~」とうれしいお知らせ、ひょっこり頭が出ていました。今年こそは守ってやらねばと、家で眠っていたネットを持ち出し、竹林の一角を囲ってやりました。さて、どれだけ効果があることやら、ま、とりあえず、人に踏まれることはないでしょう。劇場のガラス舞台からは無粋なものが目に入りますが、無事育つまで見守ってやってください。
 今年の文庫は、タケノコの当たり年のようで、防草シートを突き破る勢いです。もちろん切ってやりましたが、今年は立派な竹筆が作れそう。(u)