手をこまねいて見ているわけにはいきません。

2016年5月8日

 竹林にタケノコが出てくるのは、ごくごく当たり前のことですが、文庫にとっては一大事、竹林の死活問題なんです。動物に荒らされて新しい竹が育たず、ひと冬ごとに2本3本と竹が減っていきます。今年はタケノコすら出なくなったのかと思っていたら、「タケノコが出ましたよ~」とうれしいお知らせ、ひょっこり頭が出ていました。今年こそは守ってやらねばと、家で眠っていたネットを持ち出し、竹林の一角を囲ってやりました。さて、どれだけ効果があることやら、ま、とりあえず、人に踏まれることはないでしょう。劇場のガラス舞台からは無粋なものが目に入りますが、無事育つまで見守ってやってください。
 今年の文庫は、タケノコの当たり年のようで、防草シートを突き破る勢いです。もちろん切ってやりましたが、今年は立派な竹筆が作れそう。(u)