4月2016
ハナがあれば
雑草
対話法(問答法)
本日朝から、個人様に団体様、六角堂利用のお客様と、多種多様な来館者に皆様に恵まれて、大変有意義な一日となりました。そんななかでも、団体でお越しの皆様からは、次から次によせられる質問のアメアラレ。それらの質問に答えながら、頭の中では「あっ、そんなとこに疑問が! この疑問を深く追求すると、今後の展示にも反映できるかも」や「この話は、今書いている原稿に反映できるな」などなど、様々な思考が小生の中で構築されておりました。お客様との会話を進めるなかで見つかる新しい発見や、知識の裏付けの補強などができると気分はもうソクラテスです(笑)。
そういえば、以前、職場体験で来館してくれた中学生たちとの会話(休憩中、神様について話をして下さいと水を向けられ)でも、同様のことがらが頭を過ぎってました。ということは、いずれ「若者をたぶらかした」という罪状で毒杯を仰がなければならないことになるのでは……こちらは、間違った思考ですね。(S)
タケノコ


遅まきながら、文庫にもタケノコの便りが届きました。長屋門前の黒竹と劇場竹林の真竹です。黒竹は竹筆作りに、真竹は竹人形公演になくてはならない文庫の逸品です。が、黒竹は数に限りがありますし、真竹は大きくなる前に食われたり折られたり、ここ数年無事に育ったためしはありませんし、出てほしい場所にでてくれません。この真竹のタケノコも出てきた場所が場所なんです。
6月の竹筆作りと竹人形公演までどれだけ出てくれますことやら。「マツの木ばかりがマツじゃない」と言いますが(古!)、マツしかないのが自然の摂理です。(食べたいも自然の摂理)
今日は昼から隣の中学校の写生会で賑わいました。タケノコも子供たちのようにすくすく伸びてくれませんかね。(u)
ツツジとヤマブキ
「ここぞ!」の力


本日、六角堂閉店間際(六角堂の営業は4時までなんです)に一組の親子さんが来館。お子さんに「図書室かな?」と聞くと、帰ってくる答えはルンルンで「オモチ」。ん…? あっ、六角堂だ! と気付いた小生は、すぐに厨房に行き、閉店準備中のスタッフさんに「まだ行けますか」の一言。すぐそばに控えていた子どもさんを確認したスタッフさんは「まだ行けます!」。さすがに、ホッとしました。だって、あんなに楽しそうに「オモチ」と言われたのに、もう閉店ですから……と言えるべくもなかったものですから。
しかも、そのすぐ後には、六角堂から何ともかぐわしいきな粉の香り。日頃あまり表舞台に立たない六角堂スタッフさんたちの、ここぞ! という時の手際の良さには感服いたします(いや、褒めておけば明日何か出てくるかと思って……)。(S)