2013年8月

魂って…いったい?

2013年8月14日

    

 お盆です。文庫では今日も一日多くのお客さんをお迎えしました。そんな来館された方々と話をしていると「おっ、この企画展は夏用ですね」とか、「霊異記の原文って漢文で書かれているんですね。これがスラスラ読めたらかっこいいんですけど…無理ですね」など、様々なご意見をいただきました。そのなかで気になる質問が一つあり、回答に苦慮する一幕も。その質問とは、「この原画をみてると魂が人そのままの形で地獄に行ってますけど、魂ってどこにどんな形であるものなんですか?」という難問です。さすがに適当な性格の自分でも答えに詰まってしまいましたが、霊異記を読むと、よく地獄に人そのままの姿形で落ちていく場面があるので、形状(?)は身体そのままといったところでしょうか…。そうえいば、中世ヨーロッパを代表する神学者のトマスアクィナス(高校の教科書に『神学大全』を書いた人として載ってます)が残した「神が各人にお与えになった知性こそが人の魂になる」との言葉を何かの書籍で読んだ記憶があり、そうなると人の魂とは不変の形状ではなく、外的内的要因により形成されるフワフワと曖昧なものということになりますね。あっ、ついでにそうなってくると、魂の存在する場所は、1500㏄程度で灰白色をしている脳ということになります。う~ん、難問です。これは一度彼岸に渡ってみないと解けない問題なのかもしれません。やはり、この問題はあと何年間かはお預けということで。(S)

ユリ

2013年8月12日

 タカサゴユリが咲きました。いつの間にやら伸びてきて、暑さもおかまいなしに花を咲かせます。スキー場にオープンするユリ園で、多種多彩のユリが咲き乱れ、目と鼻を楽しませてくれるのを見てくると、文庫の庭にも植えたくなるのですが。(u)
 

リベンジ!

2013年8月11日

   

 本日は日曜日。ということで、文庫には子どもから年配の方、なかには妊婦の方まで、幅広く多くのお客様に来館いただき、賑わいは閉館間際まで続きました。
 先日、徒然日記のタイトル『満喫』8/8で掲載されていた火起こし体験について、着火には至らず!との何とも恥ずかしい(体験学習準備して不発とは…面目ない)記事の掲載に一念発起。翌日、同じ子どもたちに集まってもらいリベンジに勤しみました。するとどうでしょう。二日目はすんなりと着火してくれるではありませんか…。これも日頃の行いの良さのお陰かな?と愚にも付かないことを考えている隙に、すぐに鎮火。なかなか上手くいかないものです。しかし、着火の事実はしっかりと残り、子どもたちの文化体験としては上々の出来(子どもたちにとっても上々となったかは若干疑問が残りますが)となりました。これを機に、これまでの勾玉作りと並行して、火起こしも体験プログラムの中に組み込もうと考えておりますし、まだ他にも別の文化体験プログラムも考えております。もし、これらの体験に興味がある人は、是非一滴文庫に足を運んでみて下さい。ここでは、モノゴトを体験するだけではなく、隣で担当職員が余計(?)な知識を随所に差し込んで、楽しく勉強できるように配慮しております。あっ、もちろん子どもさんだけではなく大人の方も大歓迎です。だいたい小学校中学年から80代後半まで問題無くいけます。(S)

文庫で自由研究

2013年8月10日

                   
 夏休みの自由研究にと、竹筆の作り方を調べにやってきてくれました。なかなか鋭い質問には冷や汗ものでしたが、竹筆には興味をもってくれたようで、メモをとりながら聞いてくれていました。普通の筆と書き比べながら、その違いを調べるようですが、文庫を選んでくれてうれしい限りです。竹筆での出来栄え、こちらも楽しみです。
 元気いっぱいの子どもたち、夏休みはいいいですね。(u)

竹面作り

2013年8月9日

 子ども達の夏休みの自由研究にと先日から取り組んでいる、「竹面」作り体験ですが、昨日今日と続きを行いました。子ども達が粘土で作ったウサギやアニメのキャラクター、人の顔などを今回は石膏をかけて型を取り、その型に「竹餅」(竹紙の材料)をはりこみました。乾いて抜き取ると「竹面」の完成です。水をたくさん含んだ竹餅はこんな炎天下でもなかなか乾き難く完成は数日後のようです。水上勉の創作した「竹人形」の竹面が出来上がるのももう少しです。
 大阪からのお客様に、若狭小浜を目的に来たのだけれど、水上勉の作った一滴文庫がこのおおい町にある事を知って立ち寄りました。こんな素晴らしい所を水上勉さんは作ったのですね!と話してくれました。今日は余り時間が無いので帰りますが、又必ず来ますと言って帰ってゆかれました。一滴文庫を知って、水上勉愛好家がふえてくれることは私たちもやり甲斐が湧き、嬉しいことです。(T)