2013年9月

新説! 一滴有機体説

2013年9月30日

 今川裕代ピアノコンサート無事終了しました。先日の徒然にも掲載されていましたが、本当に多くの来場者を迎えることができ最高の2日間となりました。この場を借りて御礼申し上げます。
 そんなこんなで本日は、朝からコンサートの残務処理に追われ、せっかくの余韻を楽しむ時間すらないような状況でした。しかし、コンサート関連の事務処理のため町内各所をまわっていると「参加した人から聞きましたよ。昨日はすごい盛況やったらしいですね。」や、「昨日はお疲れ様。すごく良かった。初めて今川さんのピアノを聞いたけど本当に良かったから、またやってね。」など街中で会う顔見知りから大変うれしい反響をいただくことができました。このような生の声をいただけると安心できます。何と言っても、28日の学生無料招待コンサートはかなりの失敗の連鎖を繰り広げてしまい、29日の一般有料コンサートは冗談抜きで緊張していました。正直、29日は小さなミスはチョイチョイとありましたが、全体的には成功といっていいのでは?と思える内容に仕上がってくれました。28日は小生のミスからバラバラだったスタッフが29日にはまるで一つの体の様に連動して動けたような感じがあります。まるで、コントやスペンサーなどが唱えている社会有機体説(有機体に成長という現象があるように、社会にも社会成長という現象がある。有機体が成長して組織と器官の内部分化を生じるように社会が成長とともに構造分化が進む…だったかな?)を実践しているような気分になりました。今川さんという心臓から送られる血液がスタッフに巡り、各持場で的確な機能を果たす理想的な一個体の有機体に成長したようです。ではこれを一滴有機体説と名付けてどこかに発表してみましょうか。ただ一つ残念だったのは、小生は両日ともにバタバタしすぎて、結局何も聞いた気分になってない事です。これはショックです…かなり大きなショックです(笑)。(S)

ピアノ・コンサート

2013年9月29日

           
 本日は、有料のピアノコンサート。昨日に引き続き、汗ばむほどの快晴となりました。文庫の駐車場も臨時駐車場も車で埋め尽くされ、満員御礼となりました。休憩を挟み約2時間、劇場のドア越しに流れてくる楽曲を耳にするだけでも引きつられるのに、劇場の中ではどんなにすばらしいのか想像できます。音が伝えられないのが残念です。
 劇場入口、玄関、ホワイエニはたくさんの花が飾られ、スタッフにはホッとする空間にもなりました。ありがとうございました。(u)

今川裕代ピアノコンサート初日

2013年9月28日

 朝から快晴の一日となりました。
 今日はくるま椅子劇場で、福井県出身の世界的ピアニストの今川裕代さんのピアノコンサートが開かれました。今日は、小中高校生への招待コンサートで、隣の大飯中学生や小浜、高浜、舞鶴といったおおい町近辺の町のピアノに親しむ子供たちが、一滴文庫くるま椅子劇場に集結し、今川裕代さんのすばらしいピアノの音色に耳をかたむけました。コンサートでは、水上勉が作詞した大飯中学校校歌のピアノ演奏にあわせた生徒の朗読や、ピアノに親しむ親子さんと今川裕代さんとの歓談なども行なわれ、親しみある会話や、オーストリア仕込の一流のピアノ演奏を楽しむことができました。
 水上勉が作ったくるま椅子劇場は、竹薮を背景にした日本でもめずらしい、美しい劇場で誰が見ても目を見張るほどです。今川さんも今日のコンサートトークで、「この劇場を見て、一目惚れしました。この劇場で是非、ピアノを弾きたいと思った」と語ってくれました。水上勉自慢の若州一滴文庫くるま椅子劇場のすばらしさを再度確認することが出来ました。嬉しいかぎりです。(T)

明日、明後日

2013年9月27日

   

 薄暗がりのスポット写真からになりました。これは、明日、明後日の私の仕事場です。そうです、勤務態度が悪い(頭の中身はサボってばっかりの毎日ですから)小生のデスクがついに暗がりに移されてしまいました…残念。と、いうわけではなく、いよいよ明日から始まるピアノコンサート、小生の受け持つ持場はライティングの調整となりました。ということで、2日間に亘って暗がりでの仕事になってしまします。う~ん、これではゆっくり今川さんのピアノを聞くことができそうにないですね。せっかく一滴でコンサートをしてもらえばゆっくり自由に聞くことができると考えていたのに、そうは上手くいかないようです。しかし、できるだけスムーズに進むように調整したいので、今回はライティングに集中して頑張ってみます。これこそ残念?
 しかし、今日はなかなか豪華な時間をいただくことができ、ちょっと昔を思い出してしまいました。(S)

逃がした魚は

2013年9月26日

 地元の新聞に九頭竜川でモクズガニ漁が始まったと、漁の様子がカラー写真で掲載されていました。これからがシーズンらしく濃厚なカニ味噌が味わえるそうです。そういえば、先週の台風あと、文庫の用水路で見つけたモクズガニ、入れていたバケツの底が20cmですのでなかなかの大物ではと思います。逃がした魚は大きい、この場合、逃がした蟹はおいしかったになるんでしょうか。秋の風に吹かれるとおいしいものが恋しくなります。(u)