2015年9月

根の国への入口

2015年9月12日

 本日、日記のネタ探しに園内をフラフラ歩き回っていると、とある木の根元にポッカリと口を開けた穴を発見! 写真では、分かりづらいかと思いますが、かなり深そうなその穴からは、せっせせっせとアリたちが出入りしているではありませんか。しかし、けっして単純なアリの巣であろうはずもございません。その穴の太さや深さ(実際にはアリの巣の方がだんぜん深いかとは思いますが)は、かなりのもの。
 そしてここからは妄想のお話しですが、たぶんこの穴、あの世に繋がっているのでは……。ということは、穴の先にはヨモツヒラサカ、そしてその先には、根の堅州国(黄泉の国)。これは、すぐにでも石の蓋をしなければなりません。急がなければヨモツシコメたちが穴から這い出てしまいます。あぁ、髪飾り(クシだったかな?)、桃の種……。千人逝くなら、千五百人産まにゃ……。
 どうやら、今日も一日(小生の頭の中は)平和だったようですね。(S)

見納め

2015年9月11日

 樹齢ウン百年の盆栽のようなモミジの木が、とうとう枯れてしまいました。枯れた姿をさらすのは忍びないと、もっともな理由をつけて、倒す算段とあとに何を植えるかで、モミジのことなどどこ吹く風。根元がぐらぐらですから、仕方のないことです。
 見て楽しむか、食して楽しむか、はたまた両方楽しむか。欲をいったらきりがありません。文庫のこの場所には何が一番でしょうか。そろそろ記念碑もほしいのですが。(u)

虫の鳴声

2015年9月10日

    曇り空の小雨が時々降るお天気でした。心配していた台風18号の雨風の猛威は若狭地方には余り影響を与えることなく日本海にぬけてくれ、温帯低気圧に変わってくれました。しかし、朝の庭掃除ではたくさんの落ち葉を掃きとるのに苦労しました。

 あれだけ五月蠅かったアブラゼミも風と雨にうたれて静かになりました。近くで耳をすますと「ジ…。ジ…。ジ…。」まるで、もう駄目だ!もう駄目だ!と鳴いているかのように聞こえてきました。こんどはアブラゼミに替わって、草陰からコオロギが「コロコロリーリーリー」と静かに鳴き始めました。(T

命日

2015年9月9日

   

 先日(9月8日)は、水上先生の命日でしたね。一滴文庫は火曜日のため休館日でしたが、ここ数日はご来場の方々から「確か、そろそろ命日じゃなかったかしら?」といわれることもチラホラ。そんな水上先生を偲ぶ今年の帰雁忌は、例年から一日ずれて10月の第4日曜日(25日)になりました。皆様、お間違えのないようにお願いします。
 今年も帰雁忌式典では、風景写真展の表彰式が予定されています。先日、水谷内審査委員長を筆頭に、各審査員の皆様が応募作品を前に「これはいいね~」や「ん~ん、文章と写真のバランスがいいね。なんだか、写真から物語が聞こえてくるよ」などなど、真剣な面持ちで審査にかかっておりました。と、そんななかでも、やはり審査委員長の水谷内先生のお話しには引き込まれるものがあります。真面目に写真のカットの説明(この写真は、空に重点がかかりすぎている。これだったら、もう少しバランスを変えてあげると印象がガラッと変わるんだが……などなどです)をしていると思ったら、いつの間にか冗談を差し込み、気が付いたらどこから冗談だったのかわからなくなるしまつです(笑)。そして、審査の後の懇親会では水上先生との想い出話。これまた、とても面白く興味津々で聞かせていただきました。
 そんな水谷内先生の写真展講評が聞けるのも帰雁忌だけ! 今年の帰雁忌、皆様のご参加心よりお待ちしております。(S)

実り

2015年9月7日

 実るほど頭を垂れる稲穂かな。解説には、稲が実を熟すほど穂が垂れ下がるように、人間も学問や徳が深まるにつれ謙虚になり、小人物ほど尊大に振る舞うものだということ とありますが、私には、頭でっかちはダメですよと言っているように思います。謙虚になったり、尊大に振る舞ったり、良いも悪くも、人間変わっていると思いますが、そんな変化のないものもいるのは確かです。
  実っても根をしっかり張らないと足元から倒れます。刈り取りも大変です。(u)