2014年6月

アンネのバラⅡ

2014年6月25日

 緑一色の文庫で、アンネのバラが新芽を付けました。今年、花開く前に蕾が何個か落ちてしまったんですが、その分の栄養が新芽を育てたようです。蕾が4個、このまま膨らんでくれるとうれしいのですが。アンネのバラをいただいた頃は、秋に3度目の花をつけたそうです。(u)

キャッチコピー

2014年6月23日

 この二日間、熱気に包まれた文庫でしたが、本日ようやく一息つけた気分です。少しゆったりとした時間を過ごし、抱えていた業務に改めて頭をふり直していました。と、そんなだらけ気味な一日でしたが、仕事は着実に進んでいます。今年は県内の関係機関と協力して「水上勉没後10年」という大きな山(テーマ)を昇る予定ですが、そのパンフレットもようやく印刷会社に入稿。頂きが見えてきました。しかし、最後の最後までキャッチコピーは本当にこれで良かったのかな? と疑問が頭をよぎります。やはり、皆さまの心をガッチリつかむためには大切な一文です。これまで、人類史上一番キャッチコピー〈?〉をつけるのが上手かったと自分が思う人は、やはりアダムさん(創世期のね)ではないでしょうか? だって、神様が次々につれてくる動物に、かたっぱしから名前を付けていったんですからね。あやかりたいものです(笑)。(S)

竹人形文楽劇 越前竹人形2日目

2014年6月22日

 雨ふりの残念なお天気となりましたが、暑さが和らぎ心地よい一日でした。
 
若州人形座公演竹人形文楽劇「越前竹人形」の二日目で、昨日同様沢山のお客様が来館し、一滴文庫は賑わいました。会場のくるま椅子劇場も写真のとおりお客様でビッシリと埋め尽くされ、芝居の一時を肩が触れ合うほどの場所で観劇し、感動を分かち合いました。最後の玉枝が亡くなるシーンでは、お客様のすすり泣く声も聞こえてきて、臨場感あふれる素晴らしい竹人形文楽公演だったことを感じました。
 
今回の芝居では、くるま椅子劇場玄関入口に植田いつ子氏の遺影が飾られました。植田いつ子氏は、水上勉の竹人形文楽劇で使用する竹人形の衣装をすべて制作担当された方で、皇后陛下の服飾デザイナーとしてよく知られています。先日お亡くなりになられました。心からご冥福をお祈りします。
 
公演終了後の片付けもスムーズに進み、二日にわたって行われた竹人形文楽劇公演は盛況のうちに終わりました。(T)

賑わいすんで

2014年6月21日

 宴のあと、竹人形公演ののぼりのはためきも少し寂しそうに感じます。確かに、公演後のお客様のお顔を見ると、別れは寂しいものですが、明日の出会いも楽しみにしています。明日の天気はあいにくの雨模様、でも、この公演、その時間だけは雨に降られることがないのです。誰かがどこかで雨雲を飛ばしてくれているんです。

 お猿も木の上から何事かと、高みの見物(意味が違いますが)、いつもと違う雰囲気を感じ取っているようでした。(u)

鬼籍に入る

2014年6月20日

 先日、新聞をみていると「ダニエル・キイス氏死去」という一文が目に飛び込んできました。あれ、どこかで見たような名前だな? と記事を見ると「アルジャーノンに花束を」の作者とのこと。この作品については、多くの方々が読んでいることと思いますので、内容については言及しませんが、失楽園(渡辺淳一さんの作品じゃなくて、ミルトンの方)の現代版と言ったところでしょうか。
 知識を得てチャンスをものにするということは、大変素晴らしいこととは思います。しかし、同時に存在する苦悩に気付くとき(気が付かない方が幸せだったのでしょうが、気付かざるをえないということは往々にしてあるものです)に人は、どのような対応をとるものでしょうか。なんとも、深い人間心理をえぐるような作品です。久し振りにこの作品の内容が頭を駆け巡り、無駄な知識(活用なき学問というやつです)を追い回している自分の心情に目が向いてしましました。たぶん、小生の行き着く果てはチャーリイ(主人公)とさほど変わりはしないのではないかと考えてしまいます。
 とある文豪の死から、作品に目が向き、そこから自身の現状にまで思考は巡る。名作というものは、深く人間の心を刺すもののようですね。(S)