2021年9月

親子の絆を

2021年9月9日

あれは先日のことです。

とあるご家族(お父さんと子供さん夫婦の3名様)がお越しになられて、かなり長い時間一滴見学をご堪能くださいました。

最初わたしは、このお客さまはたぶん見学にあまり時間を割かないだろう! と、思っておりました。しかし、展示室の見学もゆっくり、それが終わった後には、ラウンジでお父さんと娘さんのディスカッションが始まりました。お帰りになられる頃には、もうだいぶ時計の針が進んいるほどでした。

お帰りの際に、お父さんから「今日は、ありがとうございました。ちょっとうるさかったかもしれませんが、親子でこんなに会話が弾んだのは久しぶりです」とのお言葉をいただきました。

どうやら、お父さんは水上文学のファンで、娘さんが文学全般好き(水上勉は読んだことなしらしいのですが)だったようで、なかなかの激戦が繰り広げられておりました。

まさか、親子の絆を、文庫でとは‥‥‥。世代をこえるのにも文学が一役演じるご時世なんですね。

面白い話です。(S)

あれから…

2021年9月4日

以前に、一滴文庫の一部が水没して、倉庫から機材やら何やらを運び出したと徒然草に書きました。あれから、はや二ヶ月が経過しました。

あれ以降、入り口門付近が水没することもなく、倉庫内の湿気やカビ臭さもだいぶ抜けてきました。しかし、あのときに緊急退避して、外の一輪車と同じ濡れない軒下に置いておいた草刈り機が、気づいたら立派な自然のオブジェになってました。草刈り機と一輪車は、まるで自然に取り込まれた巨人兵(ラピュタ的な)のように一滴の片隅でひっそりと佇んでいます。しかも、よくよく見てみるとお花まで咲かせて…。

さて、しっかりと咲かせたお花が枯れるころを見計らって、倉庫に戻しましょうかね。それまでは、もうしばらく芸術作品としてお客様の目を楽しませてもらいましょう。(S)

極北のエスキモー民族と自然

2021年9月1日

いよいよ茅葺館での特別展示がはじまりました。内容は「極北のエスキモー民族と自然」です。今回の展示は、若狭に強いつながりのある冒険家、山崎哲秀さんの提供で実現しました“おおい巡回展”の一環としてのものですが、これまでに大島公民館さんをかわきりに、本郷公民館さんで実施してきましたが、会場の関係から今回の茅葺館での展示がベスト展示ではないかと考えております。会場には、山崎さんが撮影した多数の写真や民具をはじめ、映像資料や実際に触って遊べるタッチ型展示など、バライティーにとんだものとなっております。

ぜひ、この機会に、極北のエスキモー展をごらんいただければと思います。

入場は無料です(ただし本館と竹人形館への入場は別途入館料が必要です)。どうぞ、お気軽にお越しください。(S)