2021年2月

役得ですね

2021年2月10日

昨日までの雪模様とは一転! なかなか清々しい一日となりましたね。そんななか、来館いただきましたお客様とお話させていただきますと、何やら面白い展開が見え隠れしてきました。そのお客様いわく「昔、信州のとあるレストランで、すぐ隣の席に水上勉先生が座られたんです。最初は気が付かなかったのですが、お連れの女性がハッと目を引く女優さんで‥‥‥。すごく真剣に、演出などのお話をされていました。あぁ、やっぱり水上先生は、我々とはどこか違うものをもっている人だと、すごく感じましたよ」と。

ここにいると、様々な有名人の逸話をふんだんに聞くことが出来ます。これも一滴文庫に勤める者の役得というやつでしょうか。(S)

文化施設の役割とは

2021年2月6日

本日は、気持ちの良い一日でしたね。おかげで、朝からお客様の多い一日となりました。

さて、本当ならお客様の多い日ですので、来館いただいた皆さまとの会話の一端なんぞ‥‥‥と、言いたいところですが、本日はちょっと目先を変えてみます。

それはなぜかというとですね! 朝、新聞を開いてみると、ちょっと気になる記事が目に入ってきましたからです。その記事とは、「文化施設の役割とは」と題した記事です。内容云々はちょっと置いといて、コロナ禍の現在、どこの美術館博物館でも“オンラインを活用した展示”や“密集しないイベント”など、新しい取り組みができないかと模索に勤しんでおります。それは一滴文庫でも同じこと。ですが、本日のこの記事を読んで(内容は日刊県民福井さんの記事を見て下さい)、小生が考えたことは、博物館本来の目的に立ち返るべきか! と、いうことです。いわば、枝葉の活動に躍起になる前に、本質を突いた活動の見直しをはかるべきなのではないかと。

人が集う場としての“コミュニティー形成”という言葉が文面に踊っていましたが、文化施設の底力、疎かにしていたかもしれません。本来の力(私が考えている力とは、どちらかというと日本的なものではなく、ヨーロッパ的な力のことですね)を取り戻さねば、文化施設に未来はないのかもしれませんね。

コロナ禍の気持ちのいい一日に、思考はめぐりました。(S)

大忙しで、バテバテです

2021年2月4日

ここしばらく、まったく心の休まる間がありません。あれやこれやと処理しなければならない案件が次から次へと襲ってきておりました。心身ともにバテバテです。しかし、その一方で、片付いていく仕事を振り返ると、なかなか良いものもみえてきます。先日からはじまった本館の企画展と、劇場ホワイエでの「仏像展」は、どちらも見学者をうならせる出来栄えのようです。本日も、取材対応や見学者への解説などで話をしていると、やっぱり若狭はすごい場所だと再確認することができました。

そして、この展示のながれから、先日は舞鶴にある金剛院さんの波切不動さんや、高浜中山寺の馬頭観音さんの御開帳ということで、拝観させていただく機会をいただけました。感想といたしましては、本当にすごい贅沢な経験をさせていただきましたというところでしょうか。「やっぱり若狭は仏の国だと思う‥‥‥」とある有名な方のお言葉です(何を隠そう、水上先生のお言葉ですけど)。本当にその通りだと感じております。

何故、私はここにいるのだろう? と、仏縁の不思議に感謝の念が堪えません。

合掌。(S)