2月2021

心強いボランティア

2021年2月28日

昨日、おおい町内で活躍しているボランティア塾の皆さまが、一滴で活動してくれるために集合してくれました。平均年齢10歳くらいでしょうか? 約10人(それに平均年齢●歳くらいの付き添いの皆さま)の心強い一団です。

まずは館内の見学と、くるま椅子劇場での座禅会。座禅によって精神を集中したところで、薪運びです。正直、最初はいくら10数人いたとしてもすごい量があるから1/3も運べればいい所かな! と、高を括っておりましたが、若い力はすごいもの、みるみるうちに運ばれて、気が付いたらあと少しを残すのみ。「あ~もうちょっと時間があったらなぁ~」という声も聞こえてきましたが、その後のスケジュールもビッシリだったので、後ろ髪をひかれながらの終了です。

と、いうことで、その後は六角堂に移ってみんなで昼食でした。

あ~、これでひと段落と落ち着いていたら、食事をさっさと終わらせて、本館の図書室でもうひと遊び。お迎えが来たと伝えても、もう少しと粘る子まで。

あれだけ頼もしかったボランティアの皆さんも、時間が過ぎるとやっぱり子ども。ブンナの部屋で過ごす時間が楽しくて離れがたかった様子でした。あっ、でも薪運びの間も、楽しんで(一部、競争をしていた子たちもいましたしね)やってましたし、何でも遊びに変換して楽しく活動できるなんて、やっぱり子どもってすごいですね。(S)

春の気配に、皆さんウキウキ

2021年2月25日

良い加減の、日差しが心地よい一日でしたね。

本日も多くのお客様に来館しただきました。中には、お庭の景色に目を取られて、なかなか本館まで足が向かないお客さまも。そんな方々とお庭でお話させていただくと「あれは、何てお花? あっちのは? そこの蕾は、どんなお花が咲くの?」と、春の気配に好奇心が刺激されているご様子でした。

そんなこんなでお庭に目を向けてみると、マンサクやアセビはもう咲いて、アンズやサンシュユ、トサミズキなんかも蕾を膨らませておりました。今年は何だか、花の衣替えが例年以上に早いようです。これは、毎年恒例の「桜はそろそろですか?」や「ナンジャモンジャは、まだですやろか?」などのお問い合わせも、多くなりそうです。(S)

肩こり腰痛には効きませんが

2021年2月21日

「とても勉強になりました。いや、これは本当に素晴らしい内容でした。想像以上です。自分の不勉強が恥ずかしいくらいでしたよ」

帰る前に一言伝えたいと、小生に声をかけられたお客様のお言葉です。なんとも気持ちのいいお言葉をいただきました。それからそのお客さまは靴を履き、玄関を出ていかれましたが、後ろ姿はまるでスキップをしながら! というくらい嬉しさがにじみ出ていたように感じました。

あぁ、これは、本当に良かったんだなと、その後姿が物語っているかのように感じました。

一滴文庫見学には、様々な効用があるようです。もちろん、肩こりや腰痛には効果ないかもしれませんが、人が生きていくうえで、本当に大切な何か(人それぞれで違うのでしょうが)に効用があるようです。(S)

気持ちの問題かな

2021年2月18日

一日中の雪景色でした。こんな日は、劇場から見る竹林の風景が何とも言えない素晴らしい色合いになるので、私は嫌いではないですね。

と、こんな寒い中ですが、お気づきの方は、おられますでしょうか。文庫入り口横の梅の花はパッと花開き(結構前からですけどね)、ミツバツツジも紫の花を咲かせ始めました。って、いくらなんでも早いです! この時期、例年なら、まだ寒椿と山茶花くらいだったような気がします。

今年は、コロナの影響で園内の彩も、人に見られることなくひっそりと‥‥‥と、いうような日々が続いておりました。もしかしたら、そんな滅入るような気分を少しでもと、花も頑張ってお客様をお迎えする気構えの現れだったのでしょうか。園内のお花と同じように、小生の気持ちも少しだけ前を向いて、考えを巡らせてみました。

早くこの状況が終わってくれますことを、心から願います。(S)

さまざまな出会いに

2021年2月14日

本日、お日柄もよろしく‥‥‥。いや、昨日に引き続き暑い一日となりました。少し動くと、じとっと汗ばむくらいです。ですが、そんな陽気に誘われて、本日もさまざまな方々にお越しいただきました。

なかには、本当に久しぶりにお会いする方もおられて、久闊を云々…みたいな感じで盛り上がってしまう一幕も。そして、そんな方々とお話をさせていただくと、やっぱり人のご縁というものは不思議だし、これは疎かにできないと改めて感じる一日となってしまいました。淳先生の一言を強く思いだします。(S)

 

“Sさん、わしは本当に多くの出会いがあったから、こんなに好きな絵を描いて幸せに過ごすことができたんだよ。多くの人に支えられてきた。だから今のわしがあるんだよ。あなたたちも、小さな出会いのひとつひとつを疎かにしたら、アカンよ~”

役得ですね

2021年2月10日

昨日までの雪模様とは一転! なかなか清々しい一日となりましたね。そんななか、来館いただきましたお客様とお話させていただきますと、何やら面白い展開が見え隠れしてきました。そのお客様いわく「昔、信州のとあるレストランで、すぐ隣の席に水上勉先生が座られたんです。最初は気が付かなかったのですが、お連れの女性がハッと目を引く女優さんで‥‥‥。すごく真剣に、演出などのお話をされていました。あぁ、やっぱり水上先生は、我々とはどこか違うものをもっている人だと、すごく感じましたよ」と。

ここにいると、様々な有名人の逸話をふんだんに聞くことが出来ます。これも一滴文庫に勤める者の役得というやつでしょうか。(S)

文化施設の役割とは

2021年2月6日

本日は、気持ちの良い一日でしたね。おかげで、朝からお客様の多い一日となりました。

さて、本当ならお客様の多い日ですので、来館いただいた皆さまとの会話の一端なんぞ‥‥‥と、言いたいところですが、本日はちょっと目先を変えてみます。

それはなぜかというとですね! 朝、新聞を開いてみると、ちょっと気になる記事が目に入ってきましたからです。その記事とは、「文化施設の役割とは」と題した記事です。内容云々はちょっと置いといて、コロナ禍の現在、どこの美術館博物館でも“オンラインを活用した展示”や“密集しないイベント”など、新しい取り組みができないかと模索に勤しんでおります。それは一滴文庫でも同じこと。ですが、本日のこの記事を読んで(内容は日刊県民福井さんの記事を見て下さい)、小生が考えたことは、博物館本来の目的に立ち返るべきか! と、いうことです。いわば、枝葉の活動に躍起になる前に、本質を突いた活動の見直しをはかるべきなのではないかと。

人が集う場としての“コミュニティー形成”という言葉が文面に踊っていましたが、文化施設の底力、疎かにしていたかもしれません。本来の力(私が考えている力とは、どちらかというと日本的なものではなく、ヨーロッパ的な力のことですね)を取り戻さねば、文化施設に未来はないのかもしれませんね。

コロナ禍の気持ちのいい一日に、思考はめぐりました。(S)

大忙しで、バテバテです

2021年2月4日

ここしばらく、まったく心の休まる間がありません。あれやこれやと処理しなければならない案件が次から次へと襲ってきておりました。心身ともにバテバテです。しかし、その一方で、片付いていく仕事を振り返ると、なかなか良いものもみえてきます。先日からはじまった本館の企画展と、劇場ホワイエでの「仏像展」は、どちらも見学者をうならせる出来栄えのようです。本日も、取材対応や見学者への解説などで話をしていると、やっぱり若狭はすごい場所だと再確認することができました。

そして、この展示のながれから、先日は舞鶴にある金剛院さんの波切不動さんや、高浜中山寺の馬頭観音さんの御開帳ということで、拝観させていただく機会をいただけました。感想といたしましては、本当にすごい贅沢な経験をさせていただきましたというところでしょうか。「やっぱり若狭は仏の国だと思う‥‥‥」とある有名な方のお言葉です(何を隠そう、水上先生のお言葉ですけど)。本当にその通りだと感じております。

何故、私はここにいるのだろう? と、仏縁の不思議に感謝の念が堪えません。

合掌。(S)