2019年9月

ひとはなフタハナ

2019年9月12日

 午後五時、事務所の温度計は26度を指していますが、吹く風は心地よいものです。萩の花で少しは暑さも忘れてもらおうかと日記に書いたら、文庫の庭の3本のサルスベリが揃って花を咲かせていました。夏の花のはずのサルスベリが、涼しくなった途端、元気を取り戻したような。左上と真ん中の木の枝が分かれているあたりの右奥に、かすかにピンクの花が見えるでしょう。この2本、文庫とともに歩んできた木。新しくなった茅葺館を出迎えているような。(u)

資料整理

2019年9月11日

 最近、ようやく水上勉の遺した資料を整理することができるようになりまして、少しづつ手を付けてはいるんですが‥‥‥何とも量が多いのです。さすが多筆な作家さん、すごいね! と、片付てしまえるような量ではありません。色々な人たちが、水上勉を「才能の山」などと簡単に評しますが、これ(多量な資料や何度も推敲した痕跡)を見てしまうと、当人の努力が如何ほどだったのか‥‥‥。鬼気迫るものを感じてしまいます。(S)

入試問題

2019年9月9日

 水上作品に関するお問い合わせはいろいろといただきますが、水上作品が中学校の入試問題に使われていたなんて、私は初めて知りました。その作品名を教えてほしいという問い合わせでしたが、どこかで読んだことがあるとわかっていても、作品名はとなるとなかなか出ないものです。この人に聞くしかないと、ようやくわかりましたが、同じ言葉がよく出ていて、最初に手に取った本から探しきれなかったんです。このあたりでは当たり前の言葉が使われていて、なぜ、入試なんかに取り上げられるんだろうと思いましたが、それは、文章の読解力がないということ。送っていただいた問題、とりかかってみますか。(u)

ご縁と

2019年9月8日

 本日、朝から多くのお客様に恵まれる一日でした。そして、何だか朝から「ご縁」というお言葉をよく耳にする一日でもありました。

 ご縁という言葉を聞くと、渡辺先生のお話を思い出しますが、皆さまのお話を聞いていると、いや色々なところにご縁は落ちているんだな! と、気づかされますね。

 大切にしないといけませんね。でも、どうやら「ご縁」だけではいけないようです。そこには、もう一つの要素が非常に大切なんだと教えて下さる方も‥‥‥。いや、なんとも奥が深い。(S)

秋の匂い

2019年9月7日

 萩の花が咲き始めました。まだまだ暑さは終わりませんが、目で秋を感じると幾分か和らぎます。文庫の周りの田んぼでは、収穫の真っ盛り。文庫へ向かう道は農道ですので、作業機械優先でお気をつけておいでください。刈り取った稲の匂いにもまた秋を感じます。(u)