2017年4月

参禅ではなく

2017年4月13日

 本日、企画展の準備で悩んでいると……降りてくるものです、啓典が(笑)
 ここ数週間、禅宗関連の書籍を読んでは脇に積み上げ、読んでは積み上げするんですが、わからない。なんとも、わからない。と、園内に目を向けると(いつもお世話になっている)ひとりの和尚さんがプラプラ。おっ、ちょうどいい所に! と袖を引き、お話を聞くことができました。早速、参考になる良い本と、とある画像の紹介をしていただき、どうやらまた一歩前進できそうです。
 ちなみに、私は罰当たりな性分ですので無信心なんですが、なんとなく「ご縁」だけは信じております。ですので、今回の和尚さんが帰り際に「また、わからないことがあったら言ってこい」という縁を信じて、これから知識をたかりに参禅させてもらいましょう。いや、私はどちらかというと「門をくぐれない人、ただ門の下に佇む人」の方ですから、参禅……とはいきませんね。(S)

*ちなみに、この表現は、以前に読んだ夏目漱石『門』に書かれていた主人公についての表現です。だいたいこんな感じだったかな?

桃栗三年柿八年といいますが、

2017年4月12日

 春咲く花もいいですが、新しく芽吹く若葉もいいもので、どちらかというとこちらの方を好みます。文庫に来て3年目の山椒や昨年植えた栃の木は、今年はすっぽり雪に覆われたため心配していましたが、元気に芽吹いてくれました。ま、どちらも花より団子、実を取った結果ですが。山椒はまだしも、栃の実なんてあと3年では無理な話です。(u)

椎の木の暦

2017年4月10日

 先日のことですが、ひとり本館でお留守番(笑)をしていると、とある来館者から図書室でお声がけをいただきました。その方曰く「水上作品で最高のものは『椎の木の暦』だ!」とのこと。
 よくよくお聞きすると、そのお客様は元小学校の先生。昔、授業や学級運営で悩んだときに何度も紐解き、元気をもらった作品と言われていました。
 「この作品は、生徒をちゃんと一人の人間として観る≪心≫が描かれている。どんな努力ができる子で、どんな得意なことや苦手なことがあって……、決して子どもの努力を馬鹿にしない。教師生活を長いことしましたが、この作品に出会えたことは本当にプラスでしたし、助けられました」と、『椎の木の暦』を手に取って熱く語っていただきました。
 確かに。私も身につまされる話ですと、かなり長い時間お話していた気がします。そうです、小生も他人の努力を馬鹿にする行為だけは、本当に許すことができません! たぶん、馬鹿にしている人にはそんな意識はないのでしょうが、言われた方は一生忘れることができないというものもありますし。
 これは、もう一度読みなおさないといけませんね。みなさんも、ご一緒に『椎の木の暦』の読書……なんてどうでしょう。(S)

ことしの桜の花道

2017年4月9日

    朝から霧雨が降り、植物たちには快適な一日となりました。
    写真は大飯中学校脇の桜並木道です。たいへん綺麗だったので写して来ました。まだ花びらの散らない満開の桜です。一年に一度だけ、この時期にまた開花してくれたのだなあと思うとありがたい気持ちになりました。
春の花見シーズンに入り、今日もたくさん来館者が一滴文庫に訪れ賑いました。(T)

来猫に

2017年4月8日

 本日の入館者は、人間多数に白猫1匹。その白猫、こちらの呼びかけにじっと見つめて何をか言わん。「どうぞ」が通じたのか、庭へと消えていきました。久しぶりの来猫は、ドクターイエローのおかげでしょう。まだまだ続く、小さな幸せ。満開の桜にすべての視線は空に向いていましたが、賑やかよりも目立たない小さな春が足元に。フタリシズカが満開です。(u)