椎の木の暦

2017年4月10日

 先日のことですが、ひとり本館でお留守番(笑)をしていると、とある来館者から図書室でお声がけをいただきました。その方曰く「水上作品で最高のものは『椎の木の暦』だ!」とのこと。
 よくよくお聞きすると、そのお客様は元小学校の先生。昔、授業や学級運営で悩んだときに何度も紐解き、元気をもらった作品と言われていました。
 「この作品は、生徒をちゃんと一人の人間として観る≪心≫が描かれている。どんな努力ができる子で、どんな得意なことや苦手なことがあって……、決して子どもの努力を馬鹿にしない。教師生活を長いことしましたが、この作品に出会えたことは本当にプラスでしたし、助けられました」と、『椎の木の暦』を手に取って熱く語っていただきました。
 確かに。私も身につまされる話ですと、かなり長い時間お話していた気がします。そうです、小生も他人の努力を馬鹿にする行為だけは、本当に許すことができません! たぶん、馬鹿にしている人にはそんな意識はないのでしょうが、言われた方は一生忘れることができないというものもありますし。
 これは、もう一度読みなおさないといけませんね。みなさんも、ご一緒に『椎の木の暦』の読書……なんてどうでしょう。(S)