2013年12月

反響?

2013年12月22日

     

 先日ようやく刊行した一滴通信ですが、小生も一文掲載したもので町内外の方々からご意見を直接いただいています。前回(11号)に一文掲載したときには「学芸員さんって、こんな仕事してるんですね」とのご意見が2,3くらいの寂しいもの(今回に比べて)でしたが、今号は割と多くの反響に嬉しいかぎりという心境です。
 その中で「故郷学って何?何でこんなタイトルにしたの?」というお問合わせがチラホラありました。最初は、町内の様々なことを取り上げる予定だから「おおい学」にしようと考えていましたが、とある方から「もしかしたら町外のことにも言及するかもしれないから故郷学という括りにしてみたら?」との話があり、結局後者に決定。しかし、単純に町外にも言及する可能性が…ということだけで決めたわけはなく、おおい町から遠く離れて暮らしている出身者(もしくはその関係者)の手に、何らかのかたちで一滴通信が渡り、不意にページを捲ったときに「あっ、これ何だか昔見た(聞いた)ことがあるな」と感じてもらい、故郷を思い出すきっかけになってくれるとBest!という考えから「故郷学」というタイトルに最終決定しました。ですので、これからも町内外(おおい町近辺)の様々なテーマを取り上げて故郷学を進めていこうと考えています。とはいうものの、小生にできるのは人文学的(今後、地名や方言、はたまた遺跡《発掘をするわけではありません》などのテーマで掲載を予定しています)な調査のみなので範囲はかなり限定されますが…。
 ちなみに、まったく関係のない2枚目の写真は、先日の徒然日記にもありました風の子たちの写真です。「写真を使って下さい」とせがまれてしまいました(笑)。元気なおおいっ子たちです。(S)

霰(あられ)

2013年12月21日

 朝方から灰色の雲が空を覆い、霰混じりの雨が何度も降り、冷たい風が吹きとても寒かったです。もうすぐ雪が降りだしそうですね。時折、降ってきた霰や霙が歩道のアスファルトに当たってシャラシャラと音をたてていました。
 寒い曇り空のお天気のせいか、文庫の庭に生える真っ赤な山茱萸(サンシュユ)の実がとても色鮮やかに見えました。(T)

  霰(あられ)水蒸気が急に固まって降る、白色・小形のかたまり。
 霙(みぞれ)雪の一部がとけて降るもの。

風の子

2013年12月20日

 この冬初めて、雪らしい雪が降りました。日記の写真を撮りに外へと、シャッターを押す手も心と一緒に弾みます。束の間の出来事でしたが、雪景色を見られるのも、そう遅くはないようです。
 雪はどこかへ行ってしまいましたが、午後からは、風の子が文庫を吹き抜けていきました。来てくれたついでにと、職員からのあれやこれや頼まれごとが楽しかったようで、大切なダウンジャケットを置き土産に帰っていきました。もちろん取りに来てくれましたが、忘れたのは寒さのほうでした。やっぱり子供は風の子ですね。元気な風にほっこり。(u)

落ちた椿や山茶花の花

2013年12月19日

 赤や白の椿や山茶花の花が、美しく咲き誇っていますが、同時に早く咲いた花から枯れ、地面に落ちてゆきます。その落ちてしまった花を朝方拾い集めていたのですが、こんなに沢山集まりました。これからまだまだ落としそうです。水上勉先生は椿が好きで、たくさんの椿や山茶花が庭に植えてあるのですが、なぜ好きなのか『花守の記』(毎日新聞社1977年5月25日刊)の「椿の章」の最後に次のように書かれていました。
『椿が好きなのは――。ひと口でいえない。
 根にある。根がそこに落ちた果実から、発芽するという興味と、その幼い苗の根に、養分をやってくれた土のことを考えるのである。土――そこに眠っている人のことを考える。
 すると、あの花は、ただの花でない。赤黒い、紫がかったやぶ椿に逢えば、常照皇寺の帝のことを思い、全盲の祖母と父のさし出す花にもみえてくる。』と書かれていました。
 水上勉先生の生まれた岡田村には、さんまい谷と言われる共同墓地があり、数百本のちり椿が植えられていて、昔の岡田村の人びとは、みな、この谷に眠り、椿を育てる土になっているそうです。(T)

 

提案

2013年12月18日

   

 ここ数日の寒さと、朝からの雨で、皆さんの足が一滴から遠のきつつあります。しかし、そんな寒さをものともしない小学生たちが、閉館間際にブンナの部屋のコタツ目掛けて駆けつけてくれました。「大丈夫?寒くない?」と、一声かけると「大丈夫っス!寒くないっス!」との、元気な返事が返ってきます。流石、小学生は元気の塊です。大人の皆さんも見習って下さい。と、そんな小学生をダシに使うようなことを考えている小生からの提案です。大人の来館者に「さっさっ、コタツにどうぞ」という訳にはいきませんので、是非六角堂の方にお越しいただきたい(六角堂のみの利用はもちろん無料です)。珈琲やお蕎麦はもちろん、抹茶や生姜湯、はたまたよもぎ餅(こちらはもちろん有料です)などもございます。今話題(?)の「女子会」や「男子会」など六角堂でいかがでしょう。もし、よろしければ横にチョコンと文庫の職員(S)が華を添えても…それは流石にお邪魔ですね。ですが、ダルマストーブを囲んでのお喋りは、盛り上がること間違いなしだと思います。(S)