2013年12月

皆さま、本年はお世話になりました。良いお年を!

2013年12月28日

  

 本日で平成25年の開館日程も全日無事終了となりました。最終日にはようやくの雪ですが、毎年に比べたら大したことないですね。少ないもんです。
 と、そんな最終日にこの一年を思い出すと(また仕事もしないで妄想timeです)、何だか様々な新しいことに取り掛かってきた気がします。「ARTを嗜む…」や、町を楽しむ会による「一滴文庫でのお花見会(大荒れの天気で散々でしたが)」、「今川裕代ピアノコンサート(これは、本当にいい経験になりました。これまでに自分のなかになかった音楽というジャンルに触れ、新しい発想が生まれるきっかけになってくれました。この発想の成果は、たぶん26年か27年に!フフフ~♬)」、名田庄らくごを楽しむ会による「きらきら寄席」、そして自身で一滴通信に投稿した「故郷学(これまで石塔関連は、専門外と括りつけて、見て見ぬふりをしてきましたが、勉強してみるとなかなか面白いものです)」などなど。もちろん、毎年恒例のイベントや行事も、感慨深く頭を過ぎって行きました。そして、当館の本義となる展示では、企画展として島田先生や渡辺先生の展示を行い、多くの入館者をお迎えすることができました。一方、収蔵品展として実施した「水上勉のふしぎな話」では、中西和尚による「鬼の話」というこれまでとは少し趣がことなる分野にチャレンジすることもできました(小生も小話を挟ましていただきました)。
 このように多様な活動ができた背景には、各職員スタッフの努力(自画自賛)だけではなく、毎回手弁当で手伝っていただいた一滴の里理事の皆さま、もちろんイベントの度に参加していただいた来館者の皆さま、そして文庫に来ることはできなかったけどホームページの更新を楽しみにしている皆さま(笑)、などなど様々な方々あっての平成25年だったと改めて感じております。皆さま、本当にありがとうございました。
 それでは、皆さま一滴徒然草は暫く更新なしとなりますが(1月4日から再スタートです)、良いお年をお迎えください。(S)

年の暮れ

2013年12月27日

 

 

 

 

 今日は朝から冷たい霙や雨が降り続き、寒い寒い一日でした。
 毎年クリスマス頃から雪が降り始めるのですが、今年は少し遅いみたいです。文庫正面の奥山の山頂に雪が降ったみたいで、白くなっていました。天気予報では今晩から若狭地方はずっと雪降りのマークが連なっていたので、明日の朝には雪化粧した一滴文庫を目にすることが出来るかもしれません。
 写真は曇り空の屋外から本館を写したもので、渡辺淳先生が描いた赤い夕日の絵が、ラウンジで浮かび上がり、温もりが感じられました。

 本年の一滴文庫の開館も残すところ明日一日となりました。一年が経つのは本当に早いです。一滴文庫を支えてくださった皆様、有り難うございました。どうぞ良いお年をお迎えください。(T)

山積み

2013年12月26日

 あと3ヶ月、暖かく過ごせそうです。これは六角堂の薪ストーブにと、隣町の木材店からいただいた大きいものもありますが、木っ端です。4トンダンプで2往復、残りはビニールシートで雨をしのぎ、本年はあと2日のうちに薪小屋へほり込まねばなりません。
 木材店さんの作業場の一角には、天井高く木っ端が積まれていました。このままいっぱいになれば、業者に引き取ってもらうのだけなので、いつでもどうぞとありがたいお言葉。
 身体だけでなく心も暖まります。
 話は変わりますが、ダンプは運転しづらいです。皆さん、ダンプやトラックには十分距離をとって走ってあげてください。そんなにつめてつめられ止まれますか。(u)

メリークリスマス

2013年12月25日

 今日は25日ということで、世間一般ではクリスマスですね(小生には無関係ですが…笑)。昨年までは、クリスマといえば文庫には雪!という状況だったのですが…今年は全然です。このまま年末年始と雪の無い冬でいてくれるとgoodなんですが…年末年始は大荒れの予感(予報)ですね。
 と、そんな雪のない文庫ですが、一般のお客様の足が遠のく代わりに、冬休みに突入した小学生たちがそのまま文庫に突入。最近、足しげく通ってきてくれています。じゃんけんで負けた人は、まず人形館で人形と対面(小学生なので、もはや肝試し感覚です)。その後、六角堂で火おこし体験、そして最後はメインであるブンナの部屋のコタツにin!とても楽しそうです。こうなってくると、こっちも「クリスマスだし来年からはブンナの部屋のコタツの上にクリスマス限定のお菓子でも置いておくかな」などと、その名も『甘い誘惑計画』を密かに進めようかという気分になります。(S)

今も昔も

2013年12月23日

 「広くなりましたね。久しぶりに来ましたが、随分と広くなったんですね。」と、庭を眺めて懐かしげにお話をされました。何年ぶりかはお聞きしませんでしたが、建物が増えていれば反対に狭く感じるでしょうから、庭の風景がだいぶ変わったからでしょうか。この2枚の写真からでも、以前と比べればすっきりしているんですが、お分かりでしょうか。
 文庫の庭の手入れは、文庫の庭をよく知っている職人さんの手によります。自然にまかせ、人は少し手を貸してやるだけです。
 昔は昔、広くなったのはきれいになったことと勝手に解釈し、文庫の庭守、やりがいがあります。(u)