2019年5月

うわのそら

2019年5月31日

 毎朝行うミーティングは、情報の伝達と収集には貴重な時間ですが、ま、ほとんど世間話が中心です。事故のなどほとんどない町ですが、昨晩は川沿いの県道で事故があったんですと。でも、近くの住人はそんな騒ぎなど全く気づきもしなかったそうです。「そういえば、救急車のサイレンがしていたな」なんて、なんと呑気なこと。私だったら、飛んで行ったのに。でも、救急車に乗るような目には会いたくないですね。(u)

閉館まで20分

2019年5月30日

 本日最後のお客様、閉館まで約20分しかないとのことで、かなり駆け足でのご見学でした。本館に入るなり「もう残り時間がほとんどないので、なにか主軸になるような説明はないですか?」とのご依頼をいただきました。ですので、なぜ水上先生がふるさとにこのような施設(一滴文庫のこと)を建てたのか、なぜこのような施設(木造土壁の造り)にしたのか、などを限られた時間の中で説明させていただきました。すると、最後に、「いや、感動しました。こんな時間で来るような場所じゃないですね。本来は何時間も見学にかかるような場所だったんですね。こんなに感動したのは、初めてです。ありがとう」と言われて、深々とお辞儀までいただきました。まぁ、私の話に感動しているわけではなく、水上先生の行動に感動しているわけなので、私にそんなに頭を下げられても‥‥‥と、思いつつでしたが、足早に車に戻られる後ろ姿を見つめながら「こちらこそ、ありがとうございます」という気持ちで、お見送りさせていただきました。(S)

逆光

2019年5月29日

 当たり前の風景。花が咲き、新緑に包まれ、木々が色づき始めても、毎年繰り返される文庫の1年ですが、絵に描いたり、写真に撮ったりするのには、飽きることはないでしょう。茅葺館が新しくなり、絵や写真の材料が増えましたが、写真を撮るのであれば午前中がいいかと思います。午後からは逆光になるからです。カメラがいいから大丈夫なんて、いつにもまして日差しはきついです。(u)

今日より明日

2019年5月27日

 本の表紙をずらっと並べるとなかなか見ごたえがあるものです。短い期間でよく企画したものだと感心しきりですが、毎日、少しずつ展示の様相が変わっていくのも楽しみです。学芸員の苦労を想像しながら、そこを探すのも面白いかも知れません。(u)

お話から

2019年5月26日

 来館者とお話させていただくと、色々なことが分かります。どんな点に興味をもってくれたのか。展示のどこに不満があったのか。展示を見てどんな発見をされたのか。などなどです。そんななか、本日お越しのご夫婦が帰りがけに「いや~知らない作家さんの文学館だと思って来たんですけど、並べられてる作品を見て、私結構この方の作品読んでました。ブンナとか、内容も衝撃的でしたので結構覚えてますし」との一言を。そうか! 作家の名前が重要ではなく、作品の方が重要なんだ! と、今回改めて思わされました。そういえば、結構心に残っている作品でも、作者の名前は憶えていないものも多数ありますしね。

 もちろん、「水上勉」というお名前も大切ですが、その遺された作品や一滴文庫から、逆に水上勉という人間を知るというのも良いものなんですね。(S)