2016年3月
司書の独り言
先日、文庫図書室のどこかで眠っているはずの書籍『苦海浄土』を探している時のことです(先日の徒然草に載せてた本ですね)。探し物をみつけたその時、すぐ近くにあった本に目が行き著者をみてビックリ! それは、小生が学生時代に良く読んでいたレヴィ=ストロースの本(悲しき南回帰線(上)(下))じゃないですか。まさか水上先生がここまで読んでいるとは。このお方、無茶苦茶有名な学者さん(文化人類学者)なんですが、単純な学者さんではなく、その書き残す旅行記がすごい! まさに学者が書いた旅行記という感じではなく、なんとも言えない人情味あふれる紀行文なんです。まさか、こんな個人の図書室から、こんな書籍を発見するとは……、やはり水上勉先生は底が知れない。
色々な町の図書館に行って、ゆっくり見まわっていると、たまにその図書館の目指すものや働く人(司書)の人物が見えてくる場合があります。「あぁ、この図書館は、貸出冊数を何とか増やしたいんだなぁ~」とか、「あれ、もしかしたら○○の分野の専門家でもいるのかな」などなど、良い意味も悪い意味も含まれますが楽しいものです。しかし、それが個人が収集した図書室ならなおさら! 「あぁ、この人はこの分野の知識を学びたかったのか!」や「こんなつながりもある人だったのか」などなど、見えてくるのはその人の人生です。
やっぱり、本っていいですね。ぜひ、少しでも多くの人が図書館の使い方を学び、図書館マスターとなってくれるといいですね。(S)
雨降り
六角堂には薪ストーブが似合うといいますが、
正解者プレゼントのない質問
長らく徒然の舞台から消えておりました。本日、(S)復活です。別にサボっていたわけではありません(笑)。ちょっとした調査の旅で各地を行脚しておりました。その成果は……、たぶん来年度のどこかで披露できるのではないかと思いますが、ちょっと写真でヒントだけ提示しておきましょう。この写真は、文庫の図書室にひっそりと眠っていた二冊です。この水上作品じゃない書籍だけをみて、小生がどこに行き、何を調査したかが分かる人は水上通! というわけで、これも皆様への質問にしてみましょう(笑)。
どうです、何かお気付きの点などありませんか? もし、何か分かった人がおられましたら、どしどしリアクションかけていただけますと返信させていただきます。正解者には素敵なプレゼントが……と、そこまでは、期待しないで下さい。(S)




