2016年3月

形は大事

2016年3月13日

 文庫で一番大きなサンシュユの木、今年はいつもより黄色が濃く見えませんか。これは根元からツンツン出ていた細い枝を切って、一本の幹にしてやったおかげ(たぶん)なのです。人も木もあれやこれやと手を広げすぎるとどっちつかず、実もなりません。
 さて、こうやって庭の手入れに慣れてくると、やっぱり手作業はつらいもの、職人の電動工具がうらやましくなります。最近の電動工具は色や形がかっこよくなり、ほんとに作業に合わせたものがほしくなります。買ってしまうと副業が本業(やめて文庫専属になんてことも)となりそうで、そこはこらえどころですが。(u)

司書の独り言

2016年3月12日

 先日、文庫図書室のどこかで眠っているはずの書籍『苦海浄土』を探している時のことです(先日の徒然草に載せてた本ですね)。探し物をみつけたその時、すぐ近くにあった本に目が行き著者をみてビックリ! それは、小生が学生時代に良く読んでいたレヴィ=ストロースの本(悲しき南回帰線(上)(下))じゃないですか。まさか水上先生がここまで読んでいるとは。このお方、無茶苦茶有名な学者さん(文化人類学者)なんですが、単純な学者さんではなく、その書き残す旅行記がすごい! まさに学者が書いた旅行記という感じではなく、なんとも言えない人情味あふれる紀行文なんです。まさか、こんな個人の図書室から、こんな書籍を発見するとは……、やはり水上勉先生は底が知れない。
 色々な町の図書館に行って、ゆっくり見まわっていると、たまにその図書館の目指すものや働く人(司書)の人物が見えてくる場合があります。「あぁ、この図書館は、貸出冊数を何とか増やしたいんだなぁ~」とか、「あれ、もしかしたら○○の分野の専門家でもいるのかな」などなど、良い意味も悪い意味も含まれますが楽しいものです。しかし、それが個人が収集した図書室ならなおさら! 「あぁ、この人はこの分野の知識を学びたかったのか!」や「こんなつながりもある人だったのか」などなど、見えてくるのはその人の人生です。
 やっぱり、本っていいですね。ぜひ、少しでも多くの人が図書館の使い方を学び、図書館マスターとなってくれるといいですね。(S)

雨降り

2016年3月11日

   朝方はミゾレ混じりの雨が降り、また冬に逆もどりかと思うほど寒ったです。今日は中学校の卒業式だったようで、お隣の大飯中学校は午後から静かでした。今年は、暖冬だったので六角堂の薪ストーブは早くも倉庫行かと思っていましたが、火が入り寒さをしのぐことが出来ました。
     今日は、東日本大震災から丸5年になる日で、震災にあった人達の事が新聞やテレビで大きく取り上げられ報道されていました。どんなに科学技術が進歩しようとも大自然が引き起こす災害に人間はなす術はなく、小さな人間の宿命を感じました。(T

六角堂には薪ストーブが似合うといいますが、

2016年3月10日

 ようやく薪小屋らしくなりました。1月6日に一滴文庫製材所をオープンしてから2カ月かかりました。山高く積んであった木々の枝をすべて薪の形へと変えました。これで無造作に投げ入れられることはないと思うのですが。薪ストーブに入る長さに切った杉薪のほかはすべて、文庫の庭の木を剪定して出たものです。木々の種類によって燃やした時のにおいも違うと言います。ま、そんなにおいをかぎ分けるほどの鼻など持ち合わせていませんが、次の冬はいつもと違う過ごし方ができそうです。
 これ全部、よくも一人で仕上げたものと自分なりに感心してます。あっという間に燃えてしまうのに。(u)

正解者プレゼントのない質問

2016年3月9日

 長らく徒然の舞台から消えておりました。本日、(S)復活です。別にサボっていたわけではありません(笑)。ちょっとした調査の旅で各地を行脚しておりました。その成果は……、たぶん来年度のどこかで披露できるのではないかと思いますが、ちょっと写真でヒントだけ提示しておきましょう。この写真は、文庫の図書室にひっそりと眠っていた二冊です。この水上作品じゃない書籍だけをみて、小生がどこに行き、何を調査したかが分かる人は水上通! というわけで、これも皆様への質問にしてみましょう(笑)。
 どうです、何かお気付きの点などありませんか? もし、何か分かった人がおられましたら、どしどしリアクションかけていただけますと返信させていただきます。正解者には素敵なプレゼントが……と、そこまでは、期待しないで下さい。(S)