電気柵

2013年5月31日

 

 

 

 五月も今日で終わりです。一日曇り空で暑くもなく、心地の良いお天気でした。
 一滴文庫裏の水田に休憩時に足を延ばしてみると、害獣除けの電気柵が張り巡らされていました。毎年のことですが、ここら辺りは山際ということもあって色々な動物、特にイノシシや猿がよく出没し、せっかく植えた苗や畑の野菜が荒らされないようにした対策です。水田や畑の周囲を電気柵で囲むとなると、なかなか大変なお金と労力が掛かります。人間は、やっと育てた農作物を動物に荒らされると腹立つし、動物は山に食べものが無くてお腹が減るし、どちらにも言い分があります。日本全国何処へ行ってもこんな風景を見かけますが、人間と動物が仲良く共存するのは難しいことなのだなと電気柵を見ながらつくづく思いました。(T)