日々是勉強?

2013年5月3日

    

 本日は、朝から清々しく晴れ渡った青い空と暖かな気温のおかげで、文庫にも途切れなく多くの方々のカランコロンという足音が響いていました。さすがGWです。
 そんな眩しいほどの太陽が上がる前、そう昨晩の夜のことですが、夏場に実施予定の企画展に備え、勉強のために日本霊異記を読み耽っていました。なかには結構オドロオドロしい話もあり、こんなの夜中に読むものじゃないな…と思いつつ、ページをめくっていました。
 真っ暗で灯り一つない真夜中、朝の光が清々しい夜明けの太陽…さて、皆さんはどちらがより物の怪の出没しやすい時間帯かわかりますか?正解は、もちろん真夜中…ではなく、真昼間でもありません。答えは、時間の変わり目です。今まさに日が昇り、日が沈むそのときです。一番怖いのは、少し先に居る人の様子がはっきりと見えない、でもそこに人がいるのがわかるような時間帯ですね。そうです黄昏時(タソガレドキ)或いは彼誰時(カワタレドキ)という時間帯です。
 誰ぞ彼?彼は誰?。明け方や夕方のうす暗い時分。そこに居る人の顔がはっきりとわからない…。まさに、これこそが一番怖い時間帯です。このあたりの怖さを文学で体感したい人は、水上勉著「くさらなかった舌」がbestです。でも、個人的には、小泉八雲(ラフカディオハーン)の「怪談」も風流で好きです。小泉八雲の作品では幽霊が登場してくるシーンにカランコロンと下駄の音が響いてくる場面があったように思います。あれ、足は…?って読んでいて考えてしまったことがありました。文学っていいものですね。ん、この文章の最初でカランコロンって、靴の音じゃないな…やばっ(S)