2011年3月

出没

2011年3月19日

一滴徒然草画像

 「頭隠して尻隠さず」というわけではないのですが、いさかか失礼な格好です。暖かくなると身体がうずくのは猿とて同じことで、屋根に上ったり、木にぶら下がったりと勝手気ままに文庫を利用しています。動物園のサル山の猿のように、もう少し愛嬌でもあればかわいいものを。猿にも居心地の良さがわかる文庫です。(U)

新刊図書のご紹介「焼きつくされた町と人びと」、「いのちと平和の尊さ」

2011年3月18日

一滴徒然草画像  一滴徒然草画像

「焼きつくされた町と人びと」(2011年2月25日)、「いのちと平和の尊さ」(2011年3月5日)を版元の新日本出版社よりご寄贈頂きました。
「焼きつくされた町と人びと」は、たった一夜にして、東京の下町を焼きつくし、10万人の死者と100万人の家を焼き出された人びとをうんだ東京大空襲。でも3月10日以後の東京は4回の大空襲をうけたことを知っていたでしょうか?都内への空襲はのべ100回を数えています。そして大阪、名古屋などの大都市から、地方都市へ、原爆へとひろがった空襲の実態を伝えています。

次の「いのちと平和の尊さ」は、戦争が終わり、平和憲法が作られた日本。でも、アジアは、朝鮮戦争、ベトナム戦争がつづき、日本は米国の出撃基地として、再軍備もおこなわれていくのです。同時に、東京大空襲の悲劇をわすれず、ふたたび戦火にまみえないよう手を取り合う人びともいました。平和をつなぐ人びとの動きに目をとめています。
この「語り伝える東京大空襲シリーズ」は、この5巻目で、締めくくりとなりました。

2冊とも本館図書室ブンナの部屋にあります。お立寄りの際に是非ご一読下さい。

連日続いた雪で、銀世界となった一滴文庫も、午後からの快晴のお天気でほとんどが融けました。大阪から一人で電車に乗ってお越し下さった女性の方が「やっと一滴文庫に来ることが出来ました。嬉しかったです。」と話されていました。(T)

積もりました

2011年3月17日

一滴徒然草画像  一滴徒然草画像

昨日からの雪は予想以上に積もりました。そしてとても重い雪でした。竹林もご覧の通りです。雪の朝は倒れている竹を一本ずつ起こす作業から始まります。(M)

いつまで降るやら

2011年3月16日

一滴徒然草画像  一滴徒然草画像

 天気予報のとおり、昼からは時おり激しく雪の舞う1日となりました。陽気に誘われ咲いたアンズの花一輪が、閉じるわけにもいかず、隣の蕾を羨ましげに見ているようです。
 気温が下がった閉館前、あっという間に一面真っ白け。今年は見慣れた風景とはいえ、明日の朝を思うと腰が重くなります。

庭の手入れ

2011年3月14日

一滴徒然草画像  一滴徒然草画像

今日は気温が上がり春の暖かさでした。こうなると草木の芽が一気に噴き出します。雑草に備え歩道の脇に敷き詰めてある砂利の下にシートを敷くことにしました。なにぶん初めての試みです。効果のほどはいかがでしょうか。(M)