新刊図書のご紹介「夏の天気とくらし」「秋の天気とくらし」「冬の天気とくらし」「天気の基本を知ろう!」

2011年3月5日

一滴徒然草画像  一滴徒然草画像

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 「夏の天気とくらし」(2011年2月25日)「秋の天気とくらし」(2011年2月25日)「冬の天気とくらし」(2011年2月25日)「天気の基本を知ろう!」(2011年2月25日)を版元の新日本出版社よりご寄贈頂きました。
 
 最初の「夏の天気とくらし」は、夏に入る前におこる「梅雨」のことや、夏場に局地的におきる「集中豪雨」、冷たい三陸の海上をわたってきた空気が東北地方にふきこんでくる風を「やませ」といい、農作物や漁業に大きな被害をもたらすことがあることなどを紹介していました。
 二冊目の「秋の天気とくらし」は、夏の暑い高気圧と、大陸の冷たい高気圧のあいだにでき、この2つの高気圧の力がおなじぐらいだと、前線が日本付近にとどまって、梅雨のような雨を降らせ、これを「秋雨前線」と言います。秋の台風は、日本の近くまでくると西風にのって急速にスピードをあげ、あちこちで大きな被害をあたえるそうです。
 三冊目の「冬の天気とくらし」は、日本付近で西高東低の気圧配置がつづき日本海側では「雪」や「くもり」の日が多く、太平洋側では「晴れ」の日が多くなるということです。よく言われる「冬将軍」とは、冬のきびしい寒さを人にたとえた表現だそうです。
 最後の「天気の基本を知ろう!」は、日本の四季はそれぞれはっきりしていますが、これは、地球が23.4度傾いていることがあげられます。
地球が、一年をかけて一周することを「公転」、地球そのものが一日24時間かけて1回転することを「自転」といいます。自転の軸が23.4度傾いたまま太陽の周りを公転していることにより、太陽から受ける光の量が変化するために四季がおこるそうです。

4冊は本館図書室ブンナの部屋にあります。お立寄りの際に是非ご一読下さい。数日大変寒く雪まで積もりましたが、今日は快晴となりほとんど雪は融けてしまいました。(T)