展示の構成

2021年7月5日

ムシムシと、いやな湿気がまとわりついてきますね。こんな状況、人だけではなくて展示品にも悪いので、そのあたり、学芸員としたら気が気じゃありません。

ですが、今回の企画展は、湿気なんてまったく意に介さない展示となっております(まったく…とは、ちょっと言いすぎですけど)。会場を埋め尽くすのは、文字・文字・文字という具合に、文章ばかり! しかも、お手製のタペストリー群なので、湿気に気を使う必要もありません。

そんな企画展ですが、本日は会場でご見学の方と話をさせていただきますと、「この当時のことが脳裏に蘇ってきて、あの時に戻れた気分がしているので嬉しい!」というご感想までいただきました。どうやら、まだ学生として、当時のオリンピックを見ていたようで、「ご近所の〇〇さんが、テレビを持っていない大学生の私にテレビを見せてくれて‥‥‥」なんて、そんな話をしてくれるお客様の表情は本当に若々しく、展示を見る前と見たあとでは別人のように生き生きとしたお顔で話をしてくださいました。

思い出というものは、本当に大切なんだと改めて考えさせられます。できれば、これからも、皆さまの思い出を想起できるような、もしくは思い出になれるような展示を構成していきたいものですね。(S)