2010年12月

ワビスケ

2010年12月10日

一滴徒然草画像  一滴徒然草画像

 白い侘助椿をお客様が眺めておられました。お声をおかけすると庭師の方で「コチョウワビスケがきれいに咲いてますね。」と木のことをいろいろとほめていただきました。自分が育てたわけではないですが、やっぱり気分はいいものです。(U)

剪定されたハルニレの木

2010年12月9日

一滴徒然草画像  一滴徒然草画像

一日中、にわか雨の降る寒空のお天気でした。
本館前に生えるハルニレの大木が雪降る前に剪定されました。カミキリムシやタマムシの幼虫が住みつき、幹にいっぱい穴を空けていたため、庭師さんが太い枝を一本、二本と切り落とし繁茂していた枝がなくなり、ショートカットとなりました。太い枝は、短くして冬場の薪にします。
来年の春、また元気よく枝葉を伸ばし、庭の中心に木陰を作ってくれることを願っています。(T)

雪吊り

2010年12月8日

一滴徒然草画像  一滴徒然草画像

冬に備えた雪吊りが出来ました。風情がありますね。これで雪が降っても安心です。十二月に入り例年なら雪の舞う頃ですが今年はまだ暖かい日が続きます。(M)

2010年12月6日

一滴徒然草画像

 庭ではツバキが咲き始めましたが、片隅でひっそりと小さな白い花を咲かせている木にお気づきでしょうか。ヒイラギです。ヒイラギと言えば、魔除けや縁起ものとして、とげとげの葉っぱの木を思い浮かべますが、この木の葉っぱにはとげとげがありません。年を重ねると丸くなってしまうようで、ずっととんがるのも疲れるんでしょうね。花だけ見ればツバキ(椿)が目立ちますが、ほんとは字に冬のつくヒイラギ(柊)こそがこの季節の主役なんですが。(U)

新刊図書紹介『ぼくの図書カード』

2010年12月5日

一滴徒然草画像

『ぼくの図書カード』(10年11月30日刊)を版元の新日本出版社よりご寄贈頂きました。
1920年代のアメリカ南部。おかあさんやおじいさんからたくさんお話を聞いて育った「ぼく」は、本が読みたいという気持ちでいっぱいでした。でも、黒人は図書館を使うことができませんでした。図書館カードが持てなかったのです。本を買うお金もありません。「ぼく」は図書館から本を借りるために、ある考えを思いつきます――。
あとがきにこの作品が主人公「ぼく」=リチャード・ライト氏の生い立ちをもとに作られた事が書かれていました。リチャード・ライトは1908年9月4日、ミシシッピ州ナチェス近郊の農場に働く両親のもとに生まれました。家は貧しく働き口を求める移動生活で、リチャードは学校をいくつか経験しています。正規の学校教育は9年間、中学校までです。17歳のときメンフィスに移り、メガネ商のもとで働きます。この間同僚の援助で図書館に通えるようになり、読んだ数多くの本から影響をうけ作家の道をめざしました。1927年にシカゴに移り、最初の本の出版まで郵便局で働きました。1940円刊行の『アメリカの息子』が各国でベストセラーになります。かれの自伝『ブラック・ボーイ』(1945年刊)も国際的評価を受けています。この本は『ブラック・ボーイ』の一場面をもとにしたものだそうです。1960年にリチャード・ライト氏はフランスで亡くなったそうです。

本館図書室ブンナの部屋にあります。お立ち寄りの際にぜひごらんください。(T)