ハルニレの孔

2010年3月3日

一滴徒然草画像  一滴徒然草画像

一日ふるわない曇り空のお天気でした。本館前に生えるハルニレの大木が繁茂し過ぎていたため、庭師さんが太い枝を一つ切り落としました。毎年、秋頃になると大量の落葉を落とすため嫌われているハルニレ木ですが、太い枝を切り落とした切口のまん中には直径1cm余りの孔が二つも空いていました。おそらく毎年夏に姿を見せる玉虫の幼虫が空けた孔だと思われます。切った太い枝は、割って焚き木にしましたが、先端の方まで同じ孔が続いていました。

こんな孔を空けられながらも毎年たくさんの葉をつけ、枝を伸ばし繁茂するハルニレの木の生命力に驚きました。(T)