2009年4月
文庫では最後となる桜が咲きました。ウワミズザクラです。見慣れた桜とは似ても似つかぬ姿ですが、サクラ属のお仲間です。 このサクラ、昔、宮中で占いのときに溝を彫って使ったことから「上溝桜」と呼ばれており、天皇の即位に用い大変珍重されたありがたい桜の木なんだそうです。でも、庶民にしてみれば、この実を漬けてできる果実酒のほうがとってもありがたいです。熟した実は美味です。(U)
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カスミザクラ(と思いますが)が今年も満開となりました。うっかりすると見落としてしまうほど大きく育った桜の木です。木の大きさに似合わず、白く小さな花が葉っぱと一緒に咲いています。遠くから見ると、そこだけ霞がかかったように白っぽく見えます。 文庫の桜は、まだまだ続きます。(U)
水上先生の随想集『在所の桜』(1991年立風書房)の中に『村の桜』という一文があります。「尾内のさんまい桜」が脳裏に浮かんだことが書かれています。おおい町尾内地区の墓地は、当時土葬でした。さんまいは山の斜面にあり、粗末な石の墓石と花が供えられているだけです。その脇には、美しい桜の木が満開になっていました。地中に埋められた仏さんのことを考えると、美しい桜の花はご先祖さまが咲かせているように思えました。(写真の桜は今、葉桜です)(T)
本館の前にあるハルニレの木は、その根を360度、まるで人間の静脈のように広く伸ばしています。枝が伸びて歩いている顔に触れる程になったので、その枝を切ってもらいました。とても勢いのある樹木なのですぐに元のようになると思いますが、今夏は少し日陰げが小さくなるかも知れません。(M)
先日、来月の23日(土)24日(日)に一滴文庫くるま椅子劇場で行なわれる若州人形座公演「五番町夕霧楼」のポスターとチラシを旧おおい地区に手配りして来ました。
ここ数日間、雨風の日が続き、楽しみにしていた桜が、花びらをいっぱい散らせてしまいました。大島地区の道路わきに続く美しい桜並木は、黒いアスファルトの道を桜の花びらがピンク色に染め、なんだかとてももったいない気がしました。花見の時期もそろそろ終わり。花の散ったあとには、緑色の新芽がいっぱい顔を出し、これから来る夏の準備を始めています。(T)
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