悩みどころ

2021年6月27日

今回の企画展は、ことさら難しい内容になってしまいました。お客様の会場滞在時間をみているとわかります。完全な二極化です。もちろん一方は、数分で二階に! そして、一方は1時間以上です。なかには2時間ほど過ごされる方までおられました。そして、その2時間越えのお客さまと、お帰りの際にお話しをさせていただきますと「今回の展示は、すごく良い! 何が良いって、今年のオリンピックも、前回のオリンピックも問題をはらみつつの開催だったけど、それを各文学者たちがこのように見て、表現して、後押ししていたのかと思うと、嬉しくなります。今回も大きな問題がありますが、やっぱりオリンピックは平和の祭典なので、やりとげてほしいものです」とのお言葉をいただきました。もちろん、このお客様も、現状はそんな単純なものではないと前置きしてからのお言葉だったのですが、よほど感心されたのか、今回の企画展の参考文献を全て教えてほしいと、帰ってさらに勉強するとのことでした。

企画を組んだ小生としては嬉しい限りなのですが、正直今回の展示は文字ばかりで写真すらなしという際立ったもの! かなり厳しい規制の中でできる限りの展示にしましたが、本当にこれで良かったのだろうかと悩みもしております。企画展の正解というものを、もう少し考えてみないといけませんね。これからの大きな課題になりそうです。(S)