9月2017

追悼とは

2017年9月18日

 先日、ザイラーさんのお別れ会に参加の為、京都の日吉町にあるかやぶき音楽堂に行ってきました。
 式典は、まさにザイラーさんのお人柄をみるような和やかさで、質素だけどお心のこもったひとときでした。追悼のお言葉を担当された方々からは、昔の楽しかった思い出話。会場からは、思い出し笑いがそこかしこから。ピアノのお弟子さんの演奏では、会場に流れるピアノの音に合わせてうなずいたり周囲に目を配したりと、たぶんザイラーコンサートの思い出のひとときを追想しているかのような方々も大勢おられました。
 一滴文庫とザイラーさんとのご縁も面白いものですが、そのご縁をつないでくれた数々の人々のお話もお聞きすることができ、有意義なお時間を過ごさせていただきました。

 式典は、「お別れ会」と銘打たれておりましたが、参列の皆さんはお別れする気はサラサラないご様子。まだまだ記憶のうちにある間は、しっかりとザイラーさんとのひとときとピアノの演奏を楽しまれるようですね。
 やはり、追悼の式典とは、かくあるべきなんでしょうね。ザイラーさんのご冥福をお祈りしつつ、いい勉強をさせていただきました。合掌。(S)

探し物

2017年9月17日

 台風接近により、あちこちでイベントが中止になっていますが、台風の速度が遅く、日中は静かすぎるほどでした。こんな日は読書に限るんでしょうが、読書のために本の探索をしてみようかと、なじみの古本屋へ入ってみました。そうしたらどうでしょう。古すぎて出てこないだろうとあきらめていた作品が出ているではないですか。台風が来なければ探そうなんて思いもしないのに、なんと運のいい私。まるでクジにでも当たったような気分です。文庫にとっては貴重な資料、これは大手柄以外のなにものでもありません。手許に届けばもっと大きな態度になりましょうに。

大飯中学校文化祭「体験コーナー(お面作り)」

2017年9月16日

    台風が近づいてきていることもあり雨降り日となりました。
    今日は大飯中学校で文化祭が行なわれました。文化祭の催しの一つに、地元地域からいろいろな講師を招いての「体験コーナー」を毎年行っています。今までは渡辺淳先生が絵画教室を行なっていましたが、お亡くなりになられ私が行ってきました。私は大学の専攻が彫刻(塑像)だったもので、「石膏を使った面づくり」を行ないました。今回が初めての体験ということもあり、段取りよく1時間30分で完成させることが出来ませんでしたが、95パーセントまで体験してもらうことが出来ました。あと一歩です。お手伝い下さった担当の先生ありがとうございました。
    もし次回も指導することになったら、完成まで持って行ける段取りや手順の工夫してみたいです。(T)

ひがむばな

2017年9月15日

 秋です。お彼岸です。今年もいつもの場所にヒガンバナが芽を出し咲き始めました。周りの草を取り除き、きれいにしたのですが、そんなこととはつゆ知らず、うっかりものの長靴に覆いかぶさられる目に会いました。右下の1本が見事に折られたことにひがんでクビ曲げたわけではないでしょうが、まっすぐ首を上げてくれることを祈っています。毎年増えるヒガンバナ、列をなして咲いています。みんな見えないところで繋がっているんですね。(u)
 

水上文学の風景写真展

2017年9月14日

 本日、「水上文学の風景写真展」の審査日でした。ということで、劇場に並べられた写真の数々! その写真を前にした審査委員の先生方のお顔を拝見すると、今年も力作ぞろいということを感じずにはいられません。
 さて、どんな作品が入選・入賞の栄光に輝いたのか! お楽しみは今しばらくお待ちいただきください。帰雁忌まであと少し。(S)

銀盃草(ギンパイソウ:ナス科)

2017年9月13日

    むし暑い一日でした。
    写真は銀盃草-ギンパイソウの白い花です。この花は、文庫スタッフが一株持ってきて花壇に植えたものが、どんどん広がったものです。とても強い植物で文庫の花壇を埋め尽くしそうです。
    午前中、東京から一滴文庫を目的に来館された年配のお客様がありました。この方は水上勉の書いた本が欲しくて、本家一滴文庫ならたくさん販売しているだろうと思い来館された方でした。「私の欲しかった水上作品が見つからない。」と非常に残念がっていました。しかし、「こんな素晴らしい施設もないから、また来るよ!」とも話して下さいました。
 水上勉の代表作は数種類文庫で販売してますがほとんどが絶版となりました。古本屋さんで探してお求め下さい。(T)

紅葉です。

2017年9月11日

 
 「何というモミジですか」と聞かれても、「モミジです」としか答えられません。知っているのはイロハモミジかヤマモミジという名前だけ、イロハニホヘトと数えられたらイロハモミジだと思っていたほどです。文庫の庭のモミジを見てきましたか、同じような、違うような、分るのは最初から赤いのと黄色くなるのだけです。なんだかめずらしいものあるようですが、写真4枚、どれがどれだかわかりますか。ま、紅葉狩りには無用な知識、見て食べて楽しめれば言うことなしです。
 今年は8月終わりに涼しくなったせいか、文庫のモミジは青々として、きれいに色づきそうです。日に焼けて茶色くなったものもありません。ただ、虫の害はどうしようもなく、衰え始めた木も目立ちます。(u)
 

赤トンボ

2017年9月10日

    残暑厳しい一日でした。曇り空で風も無く暑かったです。
    「渡辺淳展~佐分利谷で~」を8月16日から開催しましたが、全国からこの展覧会を目的にする来館者が続いています。その来館者が口にするのは「渡辺淳さんにはたいへんお世話になりました。残念です」というお言葉です。渡辺淳先生の人徳を感じずにはいられません。
     文庫の空に赤トンボが舞い始めました。田んぼも稲刈りが終った所が増えて、歯抜けが目立ちます。(T)

命日

2017年9月9日

 昨日、9月8日は水上先生の命日でしたね。昨日、今日とお客様の中には「今年も先生の命日になりましたね。早いもので、もう13年ですか…感慨深いです」と口にされる方もおられました。水上文学ファンからしたら、この命日というものは、とても大切な日みたいですね。
 ちなみに、小生ももう四十年もいきておりますので、忘れられない大切な一日(命日)もチラホラと。もちろん、数少ないそのうちのひとつは8月14日ですね。一生(といっても、残された時間はそんなにないかもですが)、忘れることはなさそうです。誰かの死が、残された方の人生を大きく動かす……なんて話もよく聞きますし。(S)

柿食えれば

2017年9月8日

 田主丸が色づいてきました。久しぶりに黄色くなる姿を見て、うれしくなるのはなぜでしょう。昔は柿の木のない家なんてなかったものですから、その風景がいつまでも残っているからなんでしょうね。でも、この柿は私たちの口に入ることはありません。ここまで残っていたのが不思議なくらいです。ま、早い者勝ちですから、仕方がありません。青いのをひとかじりして散らかすので、もう少し待てば、おいしく食べられるのにと教えるのですが、まったくもって相手には通じません。まずいはずですが、聞かざるとはこのことでしょう。
 駐車場の田主丸、たわわに実ってお客様にもお分けしてたのは遠い昔の話となりました。(u)