6月2017

お得な1日

2017年6月7日

 一滴文庫では最初に施設の紹介ビデオ、そのあと館内の見学が通常コースですが、真っ先に図書室へ足を向けられたり、竹紙コーナーで立ち止まられる方もいらっしゃいます。今日も竹紙を熱心にご覧になったあと、購入していただきました。と、いつもはこのまま「ありがとうございました」で終わるのですが、今日は文庫の竹紙工房がオープンの日、そしてかまどに火が入った日でもあったんです。買われた竹紙が出来上がるまでの工程をしっかりお聞きになり、ご満悦のお顔でお食事会場へ向かわれました。心もお腹も満たされた1日となったことでしょう。(u)

わが闘争

2017年6月5日

 わが闘争……もちろん有名なアドルフ・ヒトラーの著作物の名前です。ヒトラーの半生が描かれておりますが、なかなかのもの。人間の思考というものは……と、内容の話になると重くて深い深淵に入り込んでしまいそうですので、この辺で。
 では、なぜいきなり「わが闘争」かというと、ここひと月ほどでしょうか、闘争しておりました。私が、というより一滴文庫スタッフ総出でです。
 何と? いや、猿とです!
 今年の冬の大雪の影響で、さんざん荒れ果てた舞台裏の竹林。なんとか回復させようと、せっせと出てきたタケノコを愛でておりましたら、片っ端からボキボキとへし折る奴らが! 怒り心頭の我々は、数々の罠を設置し、獣どもに備えておりましたが……全敗です。今年も、新しい竹が成長しきることはありませんでした。全て、おられてしまいました。
 そんな竹林の悲しみを背負い、ここ数日、「竹人形文楽」時に少しでも見栄えがよくなるように、泣きながら折られた竹の撤去と、雑草の除去をしておりました。どなたか、奴らに勝る知恵を私たちに授けていただきたいです。
 かの有名な西田幾多郎は、「哲学の動機は、深い人生の悲哀でなければならない」と何かの著作に書かれていました。だとすると、小生にも哲学する理由が……深い…かな?(S)

アナグマ出没

2017年6月4日

 晴天でしたが、暑くも無く気持ちの良い一日でした。
 先日、庭師さんが伸びた樹木の枝葉を剪定してくれ、整った綺麗な庭になりました。その美しい庭の植え込みでゴソゴソしている獣を発見!大きな毛並みの良いアナグマでした。堂々と逃げも隠れもせず、せっせと庭の土を掘り返し、好物のミミズを探していました。噂話で、アナグマの肉はとても美味しいと話していことを思いだしました。私は目の前にいるこの太ったアナグマも美味しいのかとジッと凝視してしまいました。このアナグマそんな視線で見られているとも知らず、我が物顔で庭をゴソゴソしていました。
 今、庭のツツジが大変綺麗です。この機会に一滴文庫に足を運んでみて下さい。(T)

木になります。

2017年6月3日

 文庫の庭を散策(彷徨ともいいますが)していると、一滴文庫の自然の豊かさを目にします。鳥が落としたのか、動物の毛に付いてきたのか、コブシの隣にサンショやヒノキが大きくなっていました。ここは収穫の済んだヨモギ畑なんですが、セイタカアワダチソウや野イチゴも同居しているため、その陰に隠れて今まで気が付かなかったみたいです。簡単に言ってしまえば、ほったらかしの場所が故ですが、庭の木々の中にもこんな状況で大きくなったものもあるんです。それを見て「?」と思うものは十中八九人の手で植えた物ではありません。そういう意味では、庭だけゆっくり散策してみるのも面白いものです。お手頃の苗木が見つかるかもしれません。
 そうして大きく育てた苗木が文庫の庭に戻っていきました。元気に育ちますように。(u)

遠足のおやつは300円まで

2017年6月2日

 先日の一滴休館日、とある場所の踏査を実施してきました。
 さて、どこでしょう?
 そこは、ある意味、遊園地よりも面白い場所です(人にもよりますが)!
 と、あんまり引っ張っても怒られてしまいますので、ネタばらし。
 そこは、渡辺淳先生が実際に使っていた炭窯跡です。しかも、そこに行きつく道中にもネタ満載。これには小生も道中ルンルンでした(笑)。そして実際に窯跡を見つけた瞬間は、テンションマックスです(一方、窯跡横の杉の木の皮をクマが削り落とした痕跡を見つけた瞬間にテンションはダダ下がりしましたが)。
 ということで、そのうち実施したい企画として「渡辺淳の道程探訪~窯跡まであと何里?」なんてものは、どうでしょう。景色もすごくよくて、空気はおいしい。しかも、遠足気分で道すがらにネタ満載。こんな楽しそうな企画は、そんなにないはずです。
 もちろん、実施するのであれば持参する「おやつ」は、各自300円までです。(S)

今年の竹筆づくり

2017年6月1日

 今年の梅雨入りは6月7日頃を逃すといつになるかわからない、とある天気予報士は言っていましたが、はてさてどうなりますやら。梅雨入り宣言がなくても6月に入ると梅雨の季節を感じるようになるものです。雨後のタケノコというように、わずかのお湿りでもタケノコは育ちます。竹筆作りに使う黒竹も日増しに大きくなり、6月10日からの竹筆作りが前倒しになりはしないかと少々心配です。竹筆作りには黒竹の若竹が一番ですが、黒竹より曲がり竹の私には、こちらのような竹に惹かれます。しなりがあり折れにくいので釣竿に使われると教えてもらいましたが、これで惹きつけられる理由がわかりました。叩いてもやわらかくなりにくいので竹筆にするのには向いていませんが。
 今年は数が少ないようです。採れる数だけの期間限定となります。