2012年6月

クロガネモチから

2012年6月13日

       

 クロガネモチの木が蜂の羽音に包まれ、ミツバチが一心不乱に花の蜜を集めていました。冬の赤い実ばかりが目を引きますが、クロガネモチは蜜源植物で、その蜜の味は、一度味わったら忘れられないそうです。水上勉の小説にも養蜂家を題材にした小説「鶴の来る町」がありますが、舞台となった鶴の飛来地として有名な鹿児島県出水市は、水俣病の取材の折り立ち寄ったところで、直後に発表した「海の牙」の副産物のような作品だったようです。「鶴の来る町」なる小説を知っていたわけではありませんが、日常のなんでもない風景から繋がるなんて、若州一滴文庫も水上文学そのものなんですね。(u)

なんじゃもんじゃの実

2012年6月11日

一日曇り空のお天気で過ごし易かったです。
昨日、一滴文庫くるま椅子劇場では、開催中の「中村正義展」の記念講演として「中村倫子講演会」を行ないました。講演会は、とても充実したものとなりました。中村正義の美術館館長で、中村正義のご長女の倫子さんが講演をしました。たくさんの中村正義を物語る画像を見ながら、画家の娘さんならではのお話しを聞くことが出来ました。中村正義の生きざまを聞いて、すばらしい画家が描いた絵はさらに深みを増しました。
 庭のナンジャモンジャの花は散り、後からは小さな米粒位の実が実っています。講演会を聞きに来場して下さった方々にも、きっと実りをもたらしてくれたのではないでしょうか。(T)

忙日

2012年6月10日

   

 本日は、大変忙しい一日となりました。午前中には、竹紙工房で竹紙漉き体験教室。午後からは、くるま椅子劇場で中村正義の美術館館長の中村倫子さんの講演会。どちらも多くの来場者に恵まれて、大変賑やかな一日となりました。
 さて、これで大きなイベントが終わったので、暫くゆっくりできる………とはいかないようで、この後もワークショップの竹筆づくり体験教室や、水上文学の風景写真展の募集、学芸員体験講座、秋の竹人形公演などなど、山盛りのイベントが次々に目の前に迫ってきます。やるべきことが尽きないことはいいですね。仕事の間だけでも余計なことを考える時間を作らなくてすみます。(S)

竹筆をつくりましょう。

2012年6月9日

      

こちらも梅雨に入り、久しぶりに雨模様の1日でした。黒竹にもたくさんの竹の子が大きく育ち、そろそろ剪定してやらねばなりません。といっても無駄にはできません。大切な黒竹、竹筆に生まれ変わるのです。1年でこの時期、若い竹でしか作れません。黒く成長したものをそのまま使うのもいいですが、手作りの自分の筆を作ってみてはどうですか。来週末から竹筆づくり体験が始まります。(u)

蓮華草の種

2012年6月8日

今日は朝から蒸し暑かったですが、5時ごろから雨が降り出し少し涼しくなりました。
 六角堂スタッフが花壇の枯れた蓮華を刈り取り乾燥させ種を採っていたので写してきました。種は、黒く細長いサヤの中にできていて、深緑色の小さな種がいっぱい入っていました。こんな小さな種でも、来年にまた蒔くと発芽し、成長して綺麗な蓮華の花を咲かせます。小さな宝物ですね。

 明後日6月10日(日)午後2時から一滴文庫くるま椅子劇場で「中村正義展」の記念講演会を行ないます。中村正義の長女で中村正義の美術館館長でもある中村倫子さんに講演をして戴きます。講演会では、中村正義のドキュメンタリー映画「父をめぐる旅」ダイジェスト版(17分)も流します。興味のある方は是非、ご来場下さい。お待ちしております。(T)