2012年5月

竹の子

2012年5月31日

     

                                                        

竹人形公演を終えてほっとしたのか、竹林の中のタケノコが急に伸び始めたように思えます。劇場の客席からは見えない端っこの日当たりのいい場所では、よく育っていましたが、竹林の中は顔を出しかけた程度だったんです。今年の大雪で折れたり、腰が随分曲がった竹は間引いたので、少し寂しかったのですが、これですき間も埋まりそうです。竹林から飛び出し建物の横から伸びている竹もいますが、これはこれでこの先が楽しみです。(u)

 2日前のさくらんぼ、影も形もありません。

ちょっと変わった

2012年5月30日

違和感のある葉っぱ

 ちょっと空いた時間に文庫内をうろうろしていると、稀に変わったものを見つけることがあります。今日発見した珍品は、写真に写っている一枚のモミジの葉っぱです。よくよく見ると、中央部に穴が開いているんですが、どうも虫に食べられてしまったようで、真ん中だけギザギザに丸く無くなっていました。なんだか、昔流行ったエリマキトカゲのエリだけ落ちてたのを見つけたような…何とも言えない気分になりました。
 と、こんな感じで、いつも何百枚何千枚と見ている葉っぱの中にも個性的な一枚が混ざっていることもあります。ちょっとだけ、いつもと違う角度から物事を見てみると、新しい発見に出会えるかも知れませんね。皆さんも、園内に落ちている『発見』を探しに一滴文庫に来館してみませんか?見つけた『発見』がもしかしたら『感動』に変わるかもしれませんよ。(S)

桜桃

2012年5月28日

  

  さくらんぼの木と言われながら、その姿を見たことがなかった木に、今年は2粒の実がつきました。実をつけさすには受粉樹なるものをいっしょに植えなければならないようですが、たった一本でよくつけてくれたものです。たった二つ、なくなれば誰が食べたかすぐわかるもの。男3人、たった二つの実に群がるより、あさましいかな、他に食べれる実がなる木はなかったかと考える有様です。実りの秋はまだまだ先だというのに、食い気ばかりが先にきます。(u)

竹人形文楽「曾根崎心中」最終日

2012年5月27日

朝から快晴のお天気で、時々風もあり絶好の観光日よりとなりました。若州人形座公演の竹人形文楽劇「曾根崎心中」二日目で、昨日同様沢山のお客様が来館し、一滴文庫は賑わいました。会場のくるま椅子劇場もご覧のとおり、お客様でギッシリと埋め尽くされ、素晴らしい芝居の一時を肩を触れ合いながら共有しました。
公演終了後の後片付けもスムーズに進み、すべて上手くいった一日になりました。(T)

初日

2012年5月26日

    

 本日は春の竹人形公演初日でした。昨年の秋同様、200名を超えるご予約をいただき、大変盛況な初日となりました。駐車場はパンパン、整理係りはバタバナ、会場はツメツメ……。それでも、公演終了後に劇場から出てきたお客様は口々に「感動しました。」「あの語りの人は、素晴らしい。ファンになりました。」「どうやったら、あんなに情緒豊かな人形の動きができるんですか?信じられません。」など、様々な感想を言われていました。疲れも吹き飛ぶ瞬間ですが、明日もう一度気持ちよく見ていただけるように気を引き締めないといけないですね。
 ちなみに、小生の今日一番の感動ポイントは、劇場門横のポスターに『満員御礼』の札が張られているのを見た瞬間です。気持ち良いですね。(S)