2012年2月

魔の山

2012年2月5日

一滴徒然草画像  一滴徒然草画像

 ここ数日、日本列島を覆った大寒波によってもたらされた大雪は、一滴文庫の外見を大きく変えてしまいました。写真は、その時のものですが、まるで六角堂が雪山、庭園が雪に埋もれた獣道。このような光景を目にすると、昔読んだトーマス・マンの「魔の山」(第一次大戦前のヨーロッパの縮図をサナトリウムという限定世界で表現したかのような文学作品です)を思い出します。この作品の舞台はスイスのアルプス山脈だったかと思うので、たぶんこんな光景だったんじゃないかな?と、勝手に想像を膨らませてしまいます。これまでは、こんな雪に埋もれた世界は、ブラウン管の向こう側(もう、ブラウン管という表現も死語になってしまいましたね)、あるいは小説などの別世界のことだと他人事でしたが、実際にこんな雪の中で生活していると、その厳しさを肌で感じることができました。このような厳しい環境があればこそ「魔の山」のような作品ができるのかな?と感じ入ってしまいます。現在は、作品の主人公たるハンス・カストルプ、もしくはその従兄弟に重ね合うような自分がいますので、時間のあるときに再読しようかと考えています。
 一滴文庫での生活はゆっくりとした時間の流れと、五感で感じることのできる四季があり、現在の自分には最適な限定世界となっています。(S)

氷柱

2012年2月4日

一滴徒然草画像  一滴徒然草画像

一滴徒然草画像  一滴徒然草画像

今日は立春。昨日は節分で、昨夜は太巻きをほおばり「豆まき」の豆を食べました。
一昨日の大雪で積もった雪が、寒波も弱まり融けだしました。今朝はとても気温が低く、出勤してみると一滴文庫はガチガチに凍り付いていました。屋根の雨樋からは氷柱が何本もぶら下がり、鎖樋(くさりどい)の雨水は、静止しているかのようでした。来週の半ばには、また寒波がやって来るそうで、雪との戦いが続くみたいです。(T)

足跡

2012年2月3日

一滴徒然草画像  一滴徒然草画像

 うっすらと積もった庭の園路に小さな足跡が点々と続いていました。ウサギでしょうか。来館者のために掻き分けた道ですので、自由に利用してもらっていいのですが、新雪への一歩、この場合二歩が正しいのでしょが、先に越されてちょっとくやしいです。
 何もかも雪の中、そのうち道でばったり出会うかも。(U)

 日本生まれのアメリカ人の赤ちゃんが来館

2012年2月2日

一滴徒然草画像  一滴徒然草画像

一滴徒然草画像  一滴徒然草画像

先日、赤ちゃんを抱いた大飯中学校のALTの先生が、再度お友達と一緒に来館してくださいました。今年の1月4日にアメリカ・インディアナ州のご家族と来館して下さった方でした。その時はまだ、赤ちゃんはお腹の中にいたようです。赤ちゃんの誕生日は、1月8日だったそうで、前回来館してから4日後に出産したと解かり、びっくりでした。赤ちゃんの名前は「ミア」ちゃんとのことでした。今はまだ宇宙人の様でしたが、美人のおかあさんだから、この子もきっと美人になるのではないでしょうか。

今日は一日中雪かきばかり、文庫が埋もれてしまいそうな勢いで雪は降っていました。(T)

2012年2月1日

一滴徒然草画像  一滴徒然草画像

 今朝、六角堂のダルマストーブの薪を取りに、人形館の裏手にある薪置き場に向かったら、雪の重みに耐えかねた竹が頭をもたげて道を塞いでいました。ここ数日の大雪で一滴文庫の竹も「く」の字どころか「つ」の字に曲がってしまってます。しかし、竹に降り積もっている雪を払ってあげると、勢いよく真直ぐに反り返ります。
 写真は、雪を払う前と、払った後を同位置から撮影したものです。少しの雪下ろしで、勢いよく道が開ける光景はなかなかの見ものですが、大量の雪をかぶることになるので、頭の上から足の先までびしょ濡れです。(S)