白い泡

2009年6月7日

一滴徒然草画像  一滴徒然草画像

一滴徒然草画像

今日は朝から霧雨が降ったりやんだりのお天気となり、庭の植物が生き生きしてました。

昨日、お隣の大飯中学校で第33回体育祭が催され、スピーカーから流れてくる実況放送を聞いて体育祭の活気あるようすを窺い知ることができました。今日は静かな校舎となり、みなさん勉学に励まれているようです。

この時期になると、庭の植物に白い泡をあちらこちらで見かけます。

実体を確かめようと、タラノ木にくっついていた泡を取り除いてみると、小さな虫がいました。昆虫図鑑で調べると、アワフキムシ科シロオビアワフキ(白帯泡吹虫)の幼虫のようです。カメムシの仲間だそうです。
春から夏にかけて、草木の枝や幹にツバのような白い泡を見ますが、これはアワフキムシの幼虫が植物の汁を吸った排泄物と空気を混ぜ合わせて作り出す泡で、外敵から身を守る術なのだそうです。

外界にはまだまだ面白い虫がいるものだと感心しました。(T)