お盆も終わって

2022年8月17日

 皆さま、お盆はゆっくりとお過ごしいただけたでしょうか。

 今年は、久しぶりの行動制限なしのお盆! ということで、一滴も多くのお客様をお迎えできました。なんだか、ここ数日だけコロナ前に戻ったような気分です。

 日本人にとって大切なお盆の時期ですが、一滴にとっては、水上勉先生と渡辺淳先生が「おっ、今年も一滴は元気に開館しているな。よしよし」っと思ってもらえるように、この期間は一層の奮起をしています(いや、もちろん嘘です。いつも奮起してますwww)。

 それで淳先生が「水上先生、見てください。あんなに小さな子どもたちが図書室で遊んでますよ」っと水上先生に声をかけて、水上先生が「えっ、どれどれ」と図書室をのぞきこんでる。そんな光景を想像してしまうお盆のひと時でした。(S)

その感想文、読んでみたい

2022年8月13日

 一滴では、館内各所に感想を記入してもらうためのノートを設置しております。本日、そのノートに目を向けると、そこには16歳の女の子からの感想が記入されていました。どれどれと目を通すと、そこには「感想文の題材探しできました。清められたかのような空間‥‥堪能しました」というような、文学的な感想が記載されていました。

 これはすごい!

 きっとこの子の書く感想文は、どこかの学校で表彰されるのではないか? と、若干の身内びいき(一滴に題材探しに来ている時点で、もう身内扱いですけど)もあって、とても気分の良い一日となりました。

 若い芽が、一滴から育ってくれるっていいものですね。ぜひ、大きく花開いてもらいたいものです。(S)

山崎哲秀講演会

2022年8月12日

 先日、極北のエスキモー展の開催を記念して、今回の展示を企画してくださった山崎哲秀さんの講演会を開催しました。この講演会、実は昨年実施する予定でしたが、コロナの感染拡大に伴い断念。今年こそはと意気込みましたが、ここしばらくのコロナ患者の急増で、どうなることやらとヤキモキしておりましたが、なんとかゴーできました。

 山崎先生には、ご無理をお願いしてしまいましたが、おかげで大変すばらしい講演会となりました。様々な体験談、これまでとこれからを見据えたお話、本当に為になる内容が盛りだくさんでした。本来であれば、劇場で200人くらいの聴衆をあつめて実施した方がよかった内容でしたが、コロナ禍のため少数精鋭での講演会でした。

 不思議なご縁をいただいて実施することができた企画展示と講演会でした。これからも、不思議なご縁(笑)を頼りに、様々な企画にチャレンジしていきたいですね。(S)

2022年8月8日

 「やっぱり、一年に少なくとも一度は来るべき場所ですね」

 本日お越しのお客さまから頂いたお言葉です。

 本館を出られる前に、『渡辺淳画集』と『大飯のスケッチ集』をお買い求めになられたので、これは渡辺淳ファンだ! と思ってお声をかけたら、「私は、もともとおおい町の人間ですが、今は町を出てたまに戻ってくるくらいなんです。今回は、せっかくだから久しぶりに一滴に行ってみようと思い立って………最初、ラウンジで渡辺先生の作品を眺めていたら、やっぱりすごく良いと思って、画集を買いたくなったんです」とのことでした。

 そして、本館を出られる前に図書室の横の『佐分利川べの子らに』を指し示して、「私がまだ若い頃に一滴ができたのですが、私たちの心にあるのは、まさにこれなんです。本当に素晴らしいもの(心)を水上先生は遺してくださいましたね。本当に私たちにとって、この一文は何ものにも代えがたいものなんです」と、小生にお気持ちを聞かせてくださいました。で、文頭のひとことです。たまに戻ってくる度に、これからは覗いてみたいとのことでした。

 地域の人達が、その地域の誇りだと認識してくれるのは、嬉しい限りです。水上先生が、渡辺淳先生が、そして多くの地元の人たちがつないでくれたバトンですので、さらに次の世代の人達に、より良くつなげるようにもう少し頑張らないといけませんね。(S)

水上勉の時代

2022年8月5日

 先日、お越しになられたお客様が、本館の販売図書を指差して「これ、これ。ワシはこれを読んで、ここに来たいと思ったんや」と、ひとこと。特に水上先生の未発表だった短編が、どうしてこんなタイミングで見つかったのかや、どこで見つかったのかなど、グイグイ質問が飛んできます。

 いや、こんなにしっかり読んでいただいてるとは、嬉しい限りでした。しかも、最後には「たぶん、君だと思うけど、ここの記事も最高だった」と、いただきました。

 ありがとうございました。暑さでダレた脳みそも、シャキッとしました。(S)