ここ数年

2023年5月11日

 本日、お越しになられましたお客様とお話させていただくと「3階の展示(常設展)が、すごくいい」とのお言葉をいただきました。そういえば、数日前にお越しになられたお客さまからも「私は文学館が好きで日本全国の施設を見て回っているのですが、ここは際立って展示が良い! すごく考えられているし、テーマがはっきりと見て取れる。考え尽くされた展示です」という、過分なお褒めの言葉をもらいました。(∀`*ゞ)テヘッ

 まぁ、展示を構成している身からしたら、本当にうれしいかぎりですが、喜んでばかりもいられません。常設展は館の要(当館の理念や、創設者の思いなどを理解していただくブース)、そして企画展は館の目玉(お客様により多く注目してもらうためのブース)、それぞれが相互に影響し合って一滴文庫を形成していますので、どちらかだけが「良いもの」ではゲンナリです。なかなかコロナ前には入館者数が戻りませんが、それは目玉が良くないのではないかとの懸念もあります。どうやったら、本当に良い展示となっていくのか……。まだまだ考えなければならないことが山のようです。

 と、いいつつ、お褒めにあがるのは、単純にうれしいので、すなおに「ありがとうございます」と付させていただきます。(S)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です