2024年10月

水上勉没後20年展

2024年10月9日

 いよいよ、本日から水上勉没後20年展が始まりました。表題はズバリ「直木賞作家 水上勉の軌跡」です。会場では、まず直木賞受賞までのザックリの流れにはじまり、様々な文学賞受賞までの軌跡をたどっていただき、そして、水上先生の文学に浸っていただけるように構成してみました。正直、今回の展示は、かなりタイトなスケジュールの中で組んでしまいましたので、「やってしまった」や「もう少し、これなんとかならなかったんだろうか(自分でやっといてなんですが)」という箇所が散見されるものとなってしまいました。それでも、いちおう一段落。ということで、お近くにお立ち寄りの際には是非お越しください。(S)

あと二日

2024年10月5日

 最近、忙しさにかまけすぎてすっかり忘れておりました。現在実施中の渡辺淳展も、残すところあと数日です(いや、そこは忘れたらいけないでしょ。年間スケジュール決まってるんだし……的な)。今回は、約60点という例年の倍以上の作品を展示したこともあり、かなり好評をいただくことができました。なかでも、一点「なぞなぞ」を差し込んでおりましたら、それが良かったとのことで、多くのお客様から面白い! とのリアクションをいただき、他には考えさせられるようなクイズはないの? と、まで言っていただけた方もおられました。どうやら、今後もちょいちょい「なぞなぞ」を考えないといけませんね(笑)。

 明日、明後日で渡辺淳展も終了です。ご興味のある方は、お見逃しのないようにお願いいたします。(S)

2024年10月3日

 先日のことですが、お越しになられたお客様とお話させていただくと、「水上作品は、だいぶ読んだね。とくに初期の『霧と影』や『海の牙』なんて、あれは名作だよ。ものすごい時間をかけて、何度も繰り返して読んだ」とのお言葉が。それはすごい! と、色々とお話をさせていただくと、様々な知識がどんどんと出てくるじゃないですか。さすが、水上文学ファンを自称するだけのことはあります。しかし、そんなお客様も、図書室に並んでいる水上作品の一覧を紹介させていただくと、正直腰を抜かさんばかりに驚かれます。「あっ…私は、大部分を読んでいると思ってましたが、半分も読んでなかった。あれも知らない、これも知らない。これはお恥ずかしい。よし、帰ったらまた、余生の大部分を遣って読書です」と、意気込みをもって帰って行かれました。

 先日も新聞の紙面に、最近本を読まない人が増えたとの掲載がありました。一方で、活字を読む人は、とんでもない量を読み込んでいると感じます。さて、映像や書籍を時短(1.25倍速や速読など)で楽しみ、その節約されたとされる時間は、いったいどのような使われ方がされているのか。どのような時間の遣い方も人それぞれではありますが、ゆっくり考えながら一文一文を読むくらいの時間は確保したいものです。

 何が言いたいのか、わかりにくい文面になってしまいました。

 すみません。(S)