2024年10月

帰雁忌

2024年10月28日

 本年も無事に終わりました。

 今年は特に、没後20年という節目でしたので、『水上勉の時代』編集にご尽力された三人の先生にお越しいただき基調講演&シンポジウムを行いました。小生は、大変すばらしい先生方のお話を横で聞き、たまに相槌とガヤ程度の話をするくらいでしたが、全体的に上手くまとまってくれたのではないかと思います。

 さて、この重要な先生方のお話をしっかりしたかたちで遺していくためにも、まとめ上げて来年(5月か6月頃のやつです)発刊予定の一定通信に掲載しないといけませんね。これはまだまだ、しばらく忙しい日々が続くみたいですね。(S)

明日は帰雁忌です

2024年10月25日

 いよいよです。

 これまでの準備を信じて、明日を待ちます。年に一度の水上勉先生を偲ぶ会ですからね。しかも今年は、没後20年という節目の年です。

 これはしっかり努めねばなりませんね…倒れない程度に…です。

 せっかくですので、お時間ございましたら、せひお越しください。今年は、スペシャルなゲストも参加予定です。(S)

文庫のお土産として

2024年10月21日

 先日から始まってますシン企画展「水上勉の軌跡」展ですが、なかなか好評です。先日も、お客様から「まさか僕の好きな漫画〇〇〇〇〇が、水上勉さんとこんなつながりがあっただなんて~。私は感激しちゃいましたよ」とのお声がけをいただき、私は「しかも、その漫画に対して水上先生は〇〇〇〇って、感想を別で書かれているんですよ」っと返すと、お客様は大盛り上がり! そして、その興奮冷めやらぬままにお帰りになられました。これはきっと良い思い出になってくれたのではないかと、確信しております。

 文庫にお越しになられるお客様には、何か一つでも心に残るものを持って帰っていただこうと考えております。それが、心に残る一文でも、心に残る感動でも、何でもいいのでその思い出をお土産として持って帰っていただきたいです。(S)

久方ぶりの竹紙漉き体験

2024年10月18日

 本日、ある小学校さんが、一滴文庫見学にお越しになられました。でも、メインは館内の説明を聞くことよりも、体験学習の方です。そうです! 一滴文庫が誇る、ここだけでしか味わうことが出来ない体験学習ということで竹紙漉きを体験してもらいました。子ども達は、その竹紙という素材がどのような過程で生まれ、どのように作られ、どのように使われてきたのかを学び、無我の境地(笑)を体得することで至高の一枚が漉上がるという、はじめての体験を行うことになりました(なんじゃこの文章【笑】)。

 いや、はたから見ていても、久しぶりの竹紙体験は楽しそうに見えます。子ども達にとっては、一生忘れられない一日になってくれているといいですね。(S)

花の香りに誘われて

2024年10月14日

 ここしばらく、キンモクセイのいい香りが園内に充満しております。そんな花の香りに誘われて、ふらふらとお庭を散策していると、目に入る長ぁ~い紐。よくよく見ると、ヘビの抜け殻ですね。いや、しかし、立派! 180㎝近い小生の身長とくらべても遜色ない位の長さです。ヌシでしょうか……。

 頭からしっぽ迄そろっていそうです(しっぽの先は、草むらに隠れてましたので、確認はしていませんが)が、昔は縁起物といってお財布に入れて持ち歩く人もいましたね。もうそんな人はいないでしょうが、どなたか欲しい人がいましたら、先着一名様までですが、まだしばらくその場に放置しておきますので、お声がけください。いつまでそこにあるか、わかりませんが。(S)