2024年10月3日
先日のことですが、お越しになられたお客様とお話させていただくと、「水上作品は、だいぶ読んだね。とくに初期の『霧と影』や『海の牙』なんて、あれは名作だよ。ものすごい時間をかけて、何度も繰り返して読んだ」とのお言葉が。それはすごい! と、色々とお話をさせていただくと、様々な知識がどんどんと出てくるじゃないですか。さすが、水上文学ファンを自称するだけのことはあります。しかし、そんなお客様も、図書室に並んでいる水上作品の一覧を紹介させていただくと、正直腰を抜かさんばかりに驚かれます。「あっ…私は、大部分を読んでいると思ってましたが、半分も読んでなかった。あれも知らない、これも知らない。これはお恥ずかしい。よし、帰ったらまた、余生の大部分を遣って読書です」と、意気込みをもって帰って行かれました。
先日も新聞の紙面に、最近本を読まない人が増えたとの掲載がありました。一方で、活字を読む人は、とんでもない量を読み込んでいると感じます。さて、映像や書籍を時短(1.25倍速や速読など)で楽しみ、その節約されたとされる時間は、いったいどのような使われ方がされているのか。どのような時間の遣い方も人それぞれではありますが、ゆっくり考えながら一文一文を読むくらいの時間は確保したいものです。
何が言いたいのか、わかりにくい文面になってしまいました。
すみません。(S)

