目線を変えれば

2021年11月20日

先日、夕暮れ時の閉館前に、いつもの常連さんがひとりで本館に向かって歩いてきているのが見えました。でも、それからしばらく経っても本館の入口が開きません。あれ、どうしたものかと首を傾げていたら、急に本館の扉が開いて「S君、ちょっと外から本館のラウンジを見てごらん。渡辺さんの絵が、いつもとは違った感じで目に映るよ」と、小生にお声がかかりました。どうやらしばらく、本館のラウンジを外から眺めていたご様子です。もう季節的に5時前になると外は薄暗く、そのなかで、ラウンジの赤々としたライトに照らされた渡辺先生の大作…本当に見事です。実は、この光景も知ってはいたんですが、改めて「すばらしいから」と、外から眺めてみると、室内でみるものとはまた違った趣があり、すなおに「素晴らしいですね」という感想が出てきます。

普段見慣れたものでも、ちょっと目線を変えるだけで、ぜんぜん違ったものとして私の脳みそはとらえてくれるみたいです。冬の寒さと、すぐ暗くなる季節というのも、それはそれでいいものですね。(S)