植栽

2016年8月18日

 そこにあったものがなくなると、記憶もどんどん薄れ最後には消えてしまいます。文庫の庭園の木々はその最たるものです。31年も経てば仕方のないことでしょうが、何かといわれのある文庫の木々、なんとかして残したいものです。ツワブキとタカサゴユリの花壇のようになっているこの場所にもある木が一本、しぶとく生き延びていたのですが、ある日、根元から切り倒されてしまいました。今はツワブキに隠れて切り株が残るだけです。今にも倒れそうになっていましたが、もう少し待って根元から起こし、移植する算段でしたが、ま、仕方のないことです。
 人の言うことはよく聞けと言われますが、声を出さない木々の声、それが聞こえればもひとつ副業が増えますかしら。(u)