4月2013

2013年4月6日

     
 風と雨の中、桜の花も幾分寂しくなりましたが、雨上がりの一時、谷をまたぐように虹の橋がきれいにかかりました。七色の虹とはよく言ったもので、なにかいいことがありそうな気分にさせてくれます。虹の橋を渡ってみたいとか、虹の向うを見たくて追いかけたとか、そんなことを思ったり、してみたり、そんなことも遠い昔、今何時が頭をよぎるだけとなりました。(u)

色彩

2013年4月5日

 「色は匂へど散りむるを 我が世誰ぞ常ならむ」
 いきなりのいろは歌ですが、この一節は諸行無常についての歌だといわれていますね。しかし、それだけではありません。ここからは日本人の花に対する思考についてを読み取ることができます。ここにある「色」とは「花」のことです。「色をつける」=「花をつける」・「色街」=「花街」などなど、日本人は昔からお花=色という公式のもとで花を楽しんでいたようです。
 それでは、現在の一滴文庫庭園ではどのような色を見ることができるのか。気になるところです。写真では、ほんの一部のみ公開しますが、明日の文庫では、その色とりどりの花を愛でる、お花見の会が催されます。おおい町の町を楽しむ会さんが主催した今回のお花見、どうやら天気は大荒れの予報ですが、なんのなんの、雨に濡れても花はくすむことなく彩色を放ちます。雨には雨の花の色があるでしょう。しかも、園内では、若狭ふじの会さんのお手前によるお茶席も用意されております。こんな盛り沢山のイベントも明日一日だけとなっております。そうです、まさに「我が世常ならむ(ちょっと違いますかね?)」といったところでしょうか。(S)

桜咲く

2013年4月4日

 

 

 

地元の福井テレビや新聞でも桜の開花情報を頻繁に見るようになりました。一滴文庫の桜も色々咲き始めとても綺麗です。来館されたお客様も庭に咲いた桜を見てとても喜んでおられました。文庫から見渡せる大飯中学校グラウンド斜面の桜の花道が美しく、休憩時に写してきました。一滴文庫に来館時にお楽しみ下さい。(T)

誕生

2013年4月3日

 どうやら家族が増えたようです。先日、ネズミをくわえていたと思ったのは、生まれたばかりの子どもを運んでいたみたいです。翌日、運ぶ姿の目撃情報と下水溝の穴の中から聞こえる鳴き声で確かなものとなりました。ねぐらへはここから出入しているようですが、文庫の地下には、職員でも知らない通路があるようでアナグマには絶好の住みかとなっています。元気に育って、家族揃って散歩する姿、また見せてほしいものです。(u)

いよいよ25年度の幕開けです

2013年4月1日

 24年度も慌ただしく過ぎ去っていってしまいました。今日から心機一転で新年度をスタートです。そんな新年度一発目のお客様は北海道からお越しの方でした。当館と北海道とのつながりについて少し話しをさせていただいたら、笑顔で「世の中の『縁』というものは面白いね!」と好反応が帰ってきました。
 そんな幸先の良いスタートをきった文庫の新年度ですが、過ぎ去った月日をカレンダーとともに見ていると何とも不思議な気分になります。暦の上では新年度ですが、昨日と今日では何が違うのか?そんな大きな変化があるのかな?などと考えてしまいます。もちろん会計上の問題や人的な移動の節目に当たることなど、大いに変化はあるのでしょうが、一端疑問が湧き上がるとやらなければならない新年度の処理そっちのけで思考は在らぬ方向へ流れていきます。
 そもそも『暦』とは、政治的な権力者のみが作ること(を指示できた)ができるものですから、太陽や月の満ち欠けに伴い一定の規則に基づくものという大前提はもちろんありますが、政治的な策謀や自己顕示欲が見え隠れしているのは周知の事実でしょう。しかし、世界的(ヨーロッパ)な年度の切り替えは9月が多いというのに、日本では4月…「これはなかなかいい時期を選んでいるな」と内心ほくそ笑んでいるのに、世界的な基準に合わせて9月に入学や卒業を持ってくる大学等が出てきているとか…。ここでも世界的なグローバル化の波が押し寄せてきています。残念ですね。4月に年度が入れ替わることには、もちろん深い意味合いもありますし、日本では日本の風土や思想に合わせた暦の表示も多いし(もちろん過去には太陰暦から太陽暦への移行もありましたが)、これも文化の一端なので、できればそのままでいて欲しい(今のところ大学の入学関連ぐらいで留まっているんでしょうか?)ものです。モノゴトの均質化というのは、ある一面では物凄く素晴らしいことですが、別の一面からみると個の消失でしかないんですが…。皆さんはどのように考えますか?ご意見ドシドシお待ちしています。(S)