若き日、すでに

2022年7月15日

 本日、いつもの常連さんが来てくれて「これを見て。部屋を整理していたら、面白いものが出て来たよ」と、ひと言。

 はてさて、今度はどんな珍品を持ってきてくれたのかと思ったら、昔の新聞の切り抜きでした。そしてそこには、なんと! 今から40年ほど前、水谷内先生が『移りゆく若狭』を出版されたときの記事が掲載されているじゃありませんか。水谷内先生も、お若い。こんな若いときに、これほどの書籍を刊行して、水上先生からのお言葉もいただけるとは……。今の自分より若いときに、これほどの業績を残せるって、改めてすごい先生だと感じました。

 そんな水谷内先生の「移りゆく若狭」展も好評です。皆さま是非一度お立ち寄りいただき、若狭の変貌をご覧ください。

 よろしくお願いいたします。(S)

移りゆく若狭

2022年7月11日

 今回の展示会場には、水谷内先生のお写真に添えられた水上勉先生の一文がドンっと、掲げられています。これ、かなりの文量です(笑)。

 はっきり言ってものすごく長いので、どれほどの人が目を向けてくれるだろうかと、心配しておりました。しかし、お越しになられたお客様を見ていると、皆さま一文の前に設置した長椅子に腰かけて、長い時間を過ごしてくださいます。ちょっとお声をかけさせていただくと「この文章は、まさに水谷内健次という人を表していますね。すごく面白い」と良い反応が返ってきます。

 そして、そのような意見を出してくれる人は、「展示の組み方も、面白い。普通だったら同じ高さで壁一面に並べるものだと思いますが、高さを変えて、吊り方を変えて、水上先生を入れて…、苦労なされましたね」と、労いのお言葉もかけてくださいます。

 この「移りゆく若狭」展は、水谷内先生が監修してくださいましたので、正直こっちはそこまでの苦労もなくできたものなんですが、お言葉は遠慮なくいただいておきますね(笑)。

 さて、まだまだ長期の展示ですので、この先何が起こるかわかりませんが、4か月間のフルマラソンを楽しんで進んでいきましょうかね。(S)

嫌な大事件

2022年7月8日

 本日、文庫は静かなもので、お客様も少なく反面、お越しになられた方々とじっくりお話もさせていただきました。

 いや~久しぶりに、ゆっくりとした一日だと思っていたら、急に「大事件です」のお声がかかりました。文庫内で何か起こったかと思ったら、世の中での大事件。本当に、これからの日本はどうなってしまうのかと、嫌な気分になりましたね。やったのは誰か、やられたのは誰か。そんなことは関係なく、物事を暴力で解決するという短絡的な方法をとるような事件が最近多い気がします。みなさん、もう少し文学作品などでも嗜まれて、心に余裕をもってもらいたいものです。(S)

『恐るべき子供たち』

2022年7月4日

 有名な作品ですよね。ジャン・コクトーの『恐るべき子供たち』! と、ここまで書いてなんですが、文学の話をする気なんてサラサラありません。

 実在の話です。実は、一滴文庫にも出没するんです、この恐るべき子供たち。そんな時(出没したとき)に活躍するのが、写真のアレです。この、恐るべき子供たちが出没するのは、この時期の雨上がりの一時。建物廻りの隅っこに、ウネウネと…。まぁ、場所が場所だけに、しょうがないですね。

 職員にとっても脅威ですし、お客様にとっては恐怖です。まさに、「恐るべき」なんです。

 さて、何がそんなに出没するのか……。皆さまもお考え下さい。しかし、わかっても決して名前を出さないでください。人によっては、ドン引きしてしまいますからね(笑)。

 ということで、ヒントは「ヘビ」ではありませんということくらいでしょうか。いや、ヘビも出て来るんですけどね。

 気を使う季節です。(S)

新企画展

2022年6月30日

 いよいよ企画展が一新しました。

 今回は、写真展です。写真家の水谷内健次先生が移りゆく若狭の風土を見つめ、カメラにおさめていてくれた歴史的写真の数々を展示させていただきました。

 なかでも、今回注目なのが、その「移りゆく若狭」に水上勉が寄せてくれた一文です。かなりの長文ですが、ものすごく味わい深い内容となっております。会場にお越しの際には、ぜひじっくりと腰を据えて、この一文にも目を通していただけると幸いです。

 皆さまのお越しをお待ちしております。(S)