2015年8月
仕上げを御覧じろ
蝉の穴
早稲の稲刈りが始まり、文庫から見渡せる田んぼは歯抜けに見えるところがあります。残暑はまだまだ厳しく、アブラゼミは夏はまだまだ続くよと頑張って鳴いています。文庫の庭にはこのアブラ蝉たちが地中から這い出してきた時にできた穴が無数に空いています。
昨日は「渡辺淳展~佐分利川~」のオプション渡辺淳ギャラリートークを行ない渡辺淳ファンが大勢来館して会場は賑わいました。ファンの中に遠くは栃木県からお越しになった方がいて驚きました。この日のために、仕事を休んで電車で駆けつけて下さったそうです。渡辺淳先生の絵や人柄に魅かれ、また是非お会いしたい、話を聞きたいと、遠方から駆けつけたファンの熱い気持ちを感じとることが出来ました。(T)
一発目
本日、一滴文庫では、笑いの渦が発生しておりました。そう、本日午後から渡辺淳先生によるトークショーの一発目(二発目は10月)です! これまで様々な場で活躍されてきた画家であり、水上勉の挿絵を担当したことでも有名な渡辺淳先生ですが、何故か会場では笑いの渦。普通、ギャラリートーク(漫談ではなかったはずですが 笑)でこんな笑いがおこることはほとんどないものと思いますが……。イベント終了後にお客様にお話しをうかがってみると「何度聞いても素晴らしい。先生のお話しは真に心にせまります」や、「今回、はじめて渡辺先生にお会いすることができましたが、これまで拝見していた絵のイメージからは想像もできないほどのギャップを受けました。でも、そのギャップはとても気持ちいいギャップでした」などなど、様々なご感想をいただきました。
私個人としては、先生の話には確かに聞いている人を引き込む魅力があると感じています。それは、実際に自身で体験した経験談を冗談を交えて一人ひとりに語りかけるように話を進めるからじゃないかと勝手に考えています。小生も話をする際には、見習わないといけないとは思いつつも、どんなに練習してもあんな風には話せませんとあきらめてしまいます。やはり、話を真似る前に、まずは人間性の練磨からでしょうか。道のりは果てしなく遠い……気がします。(S)



