帰雁忌の会場を飾ったナナカマド(バラ科)
2009年10月26日
一昨日は、くるま椅子劇場で帰雁忌が行なわれ劇団文化座代表の佐々木愛氏からすばらしい水上勉先生との思い出話を聞く事が出来ました。水上先生の意外な一面と、文章を書くためにどんな時でも怠らなかった下調べの様子を聞き、有名作家の努力を垣間見る事が出来ました。
帰雁忌の会場を潮恩院副住職鈴木元浩氏がすばらしい生花で飾って下さいました。
生花に使用した「ナナカマド」(バラ科)の落葉高木なのですが、真っ赤に紅葉した葉がとても印象的で、季節の変わり目を会場で感じとる事ができました。「ナナカマド」の名前の由来は、大変燃えにくく、7度かまどに入れても燃えないということから付けられたそうです。大自然の中から生れたすばらしい生きものを見た気がしました。(T)