2009年2月
本館前の背の高いハルニレ(春楡)の木の枝が、サッパリと剪定されました。成長が早く、モミジの木をも抱き込んで、どこまでも伸びる勢いと思っていました。 ところが、枝の切り口をよく見ると、多くの切り口の芯の部分に虫が入った跡が見られます。 夏に元気に活動していたカミキリムシ(写真は、ゴマダラカミキリ)、秋に(踏まれそうになりながらも)愛をささやいていたタマムシ(写真は、ヤマトタマムシ)・・・きれいな羽を持つ甲虫が、いたるところに見つかると喜んでばかりいられません。ハルニレにもモミジにとっても生命をおびやかす害虫だったのです。※(N)
※ この春の、新緑の頃に、防虫の薬剤散布をする予定です。
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『あなたの看護は何色ですか』(09年3月1日看護の科学社刊)を渡邉淳先生よりご寄贈いただきました。
看護の世界に生きてこられた川島みどり氏の書かれた短編十九編(*)に渡邉淳先生が装丁された本です。川島氏が看護の世界で思い悩んだときに四季折々の色をみて癒やされた思いが綴られています。
短い文と絵で作者の看護への気持ちを素直にうけとることができます。
本館図書室新着図書コーナーにあります。ぜひ一度手にとってご覧ください。(T)
*「看護実践の科学」17巻1号~19巻13号、扉連載の一部をまとめたものだそうです。
南の方では「菜種梅雨」のニュース。例年より1ヶ月ほど早く入ったようです。 菜の花はまだ咲き乱れていませんが、3月頃から咲き始める春の花が、蕾を膨らませ始めています。サンシュユ(写真左)、トサミズキ(写真中)、ボケ(写真右)の木々です。 沈みがちな気分をぱっとさせてくれる、そんな季節の到来です。(U)
『シジュウカラ』(09年2月20日刊)を版元の新日本出版社よりご寄贈頂きました。
著者撮影のすばらしい写真と文章でシジュウカラの生態を紹介した本です。
日本全国どこででも見られるシジュウカラは、スズメより小さく、黒いネクタイのような線のある小鳥です。鳥の大好きな著者は、小鳥たちの喜ぶ環境の水飲み場や巣箱やえさ台を作り、臨場感あふれる小鳥たちの生態を撮影しています。短期間で巣箱の中で育っていくシジュウカラのヒナたちの姿と親鳥が餌を運ぶ姿からは、人間世界となんら変わることのない親子の関係が感じられます。
本館図書室ブンナの部屋にあります。お立ち寄りの際にぜひご一読ください。(T)
このような光景が一滴文庫の一角で見られるのをご存知でしたか?竹紙工房で竹を煮ているのです。 竹紙を作る工程を学び、自分でも体験できる「竹紙漉きワークショップ」を、3月28日(土)、29日(日)に開催します。ご参加お待ちしています。※(N)
※ 受講料は500円(材料費込み)。お問合せ、お申し込みは、0770-77-2445 NPO一滴の里 事務局まで。
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