そこに気が付くとは……すごい!

2022年9月15日

 前日、まだお若い来館者さんが淳先生の絵に長い時間魅了されていたので、ついついお声をかけてしまったら、それからさらに長い時間会話のひとときに流れ込んでしまいました。

 すると、そのお客さんから「この渡辺淳さんという方は、ずいぶん慎ましい性格をされてるんですね」と、ひと言。先生の絵から、そんなことまで慮るとは……この人、できる! と、感心させられてしまいました。それで、「なぜそんな風に感じられたのですか?」と興味本位から聞いてみたら、「だって、こんな小さなサインが、木々の間に隠れるように……普通画家さんって、これは俺の描いた絵だ! と、自己主張するものではないですか」との回答。あっ! と、さらに驚きました。その絵には、確かに、すごく小さな「08321 淳」というサインが入っているんですが、私以外で、しかも初見でそこに気が付く方がいるとは……。これには、本当に驚かされました。

 まぁ、さすがに、ラウンジの渡辺先生の絵に気力をつかいすぎたみたいで、その他の展示は今回サラッという感じで流して、帰りに「また、時期を変えてじっくり時間をとって再訪します」と、帰路につかれました。

 たぶん、小生より年下じゃないかと思われるお客様でしたが、その注意力(集中力)には脱帽でした。(S)

建築ラッシュ

2022年9月11日

 ここ最近、一滴文庫のある「おおい町」では、様々な建物が新たに目にできるようになってきました。本郷方面では、シーシーパークという複合施設が、佐分利方面では旧武藤家の古民家を移築したレストラン(こちらはまだ建設途中です)が! すごいものですね。

 一方の一滴文庫ではというと、静かなものです……と、そんなわけにはいきません。文庫も、そんな町の状況に合わせるように建設ラッシュに入っております。既に完成して、入居済みのもの。建設途中で放棄(?)されたもの。建設が終わった途端に災害(人災かな)で根こそぎなくなったもの。完成したのになぜか入居者がみあたらないもの。様々です。

 文庫は、ほとんどすべてが集合住宅のようですが、あまり目立った場所に許可も出していないのに建設されると、来館されるお客様とバッティングしてしまう可能性も多分にありますからね。

 多方面での共存共栄、難しいものです。(S)

2022年9月9日

 先日は、水上先生の命日(9月8日)でしたね。

 2004年にお亡くなりになられましたので、今年で18年が経ったでしょうか。

 直にお会いしたことはない私の水上勉像は、渡辺淳先生からお聞きしたもので構築されています。ですので、私の説明する水上勉は渡辺淳先生によるところが大きいのです。

 よくお客様から「そんなに熱っぽく水上勉さんについて語るということは、よほどのファンが高じて一滴文庫にお勤めになられたんですね」というお言葉をいただきます。ですが、そんなこともなく(笑)。その「熱」は、水上先生を語る渡辺先生のものだと思います。

 いつか、この記録(渡辺先生の目から見た水上勉論)をきちんとしたかたちで遺さないといけないと考えているのですが……雑務に押されて、まだ先の事になりそうです。

 記録として書き進めるか、エンターテインメントとして書いてみるか……これまた、悩みどころですね。(S)

カップルのための

2022年9月7日

 先日、縁結び大学さんというネット広報を取り扱う会社さんから取材いただきました。

 詳しくは、まぁ見ていただければわかっていただけるかと思いますので、そちらにお任せしますが、カップル対象のデートスポットとしての一滴文庫紹介です。今まで、こんな視点から一滴文庫を考えたことがなかったので、すごく面白い視点だと感心しました。

 よくよく考えると、確かにデートスポットとしても十分にアリだなっと、施設の新しい魅力に気付かせていただいた気分です。

 皆さまもぜひ一度、縁結び大学さんのページに足を運んでいただき、内容などチェックしていただけると良いかと思います。

 新しいご縁に感謝ですね。(S)

縁結び大学ページ https://jsbs2012.jp/date/

一滴掲載ページ https://jsbs2012.jp/date/itteki-bunko

続いてのイベント

2022年9月4日

 はい、前回同様にイベントの紹介ですが、こちらは以前にもお伝えしました一滴劇場でフランス料理を! という、9月27日の分ですね。こちらは、あと一組しか残席ありませんので(しかも、先日日程さえあえば来ますという人も…こりゃ、すぐに完売になるな)、皆さまどうぞ奮ってご参加を! とはなりませんが。

 こちらのイベント、何がすごいかって、一滴文庫全体がイベント参加者のみのため貸し切りなんです。しかも、私(学芸員)も貸し切り。よくよく考えたら、贅沢なイベントですね。もちろん、その分料金もお高めなんですが、こんなにすぐに席が埋まるとは…。

 そして、このイベントのために(イベントの為だけではないのですが)、竹林の竹塀がこの度リニューアルしました。この竹塀、先日までボロボロで穴ポコばかり。なんとも寂しい状態でしたが、造園屋さん必死の作業で、まっさらで風合い深い恰好に! これは、すごくいいです。雰囲気がいい。

 ちなみに、二枚の写真は、昼間の竹林と夜の竹林(ライトアップ)です。昔、夜に実施された竹人形の雰囲気のあまいのすばらしさに、水上先生が昼の参加者に悪いからと、竹林を暗幕で覆って夜の暗闇状態を演出したことがあったとか。先日、事前の実験でどのような雰囲気になるのか試してみたものです。こりゃぁ~今回のイベントも、一滴伝説のひとつになれるかな。

 よし、このノリノリの状態で、9月のイベントを乗り切って、新たな一滴文庫ファンの獲得お模索するゾっと、意気込んでみました。どうでしょうかね。(S)